セスタバジカ Cesta Basica

「基礎的なバスケット」という意味のポルトガル語。
ブラジルでは「日常生活を送るための必需品のセット」を指します。

知らなかった

2014年11月24日 | 放浪記
今日は「アンハッピーマンデー」(祝日授業日)なので来ています。月曜日に担当科目があるばっかりに・・・・・(実は昨日も「アンハッピーサンデー」でした。)

ところで先日、ノルマの八草峠→鳥越峠コースを走ってきました。「毎年恒例」といいながら去年は結局行かず仕舞いになってしまったので2年ぶりです。Googleマップ上にそのルートを示しておきます。ただし八草峠へのアクセスは実際に通った日の裏谷林道が途中で切れていて選べないため、便宜上国道303号線旧道にしてあります。(もっとも距離的には大した誤差はないと思います。)

なお「鉄道・バスを使う」はもちろん「車で行く」でもルート検索ができなかったため「徒歩で行く」にしました。全長82kmは意外と短いように思いましたが、約18時間で歩くのはまず無理でしょう。よほど強靱な体力と精神力の持ち主でなければ鳥越峠にたどり着く前に力尽きるか心が折れるのではないでしょうか。

以下適当に写真を貼っておきます。この時期にしては暖かく、朝方こそ山頂付近の木々に霜が降りているように見えましたが、3年前のように雪道を行くということにはなりませんでした。









一番下は金糞岳(1317m)ですが、まだ登ったことはありません。ところで八草峠での撮影にはセルフタイマーを使いましたが(道の反対側にカメラを立てる場所があります)、鳥越峠では昼食中だった年配の御夫婦の旦那さん(75歳)にお願いして撮ってもらいました。軽トラで長浜から大垣を通って来られたとのこと。

その旦那さん曰く「今日は御嶽がよう見えるなあ。」
私は思わず「エエッ!」

「あの一番奥に見える真っ白な山がそうや」と教えてもらいました。ここには何度も来ている私ですが、いくら3000mを超える高山だとはいえ、まさか岐阜と長野の県境にある御嶽山が滋賀(の端っこ)から眺められるとは夢にも思ってはいませんでした。で、帰ってからGoogleマップで調べてみて納得。直線距離で100kmちょっとでした。(ちなみに地図上のB地点が鳥越峠、D地点が御嶽山です。)和歌山県那智勝浦町の小麦峠(現在は色川富士見峠と改称)から富士山が拝めるそうですから何の不思議もありません。

先述の御主人が10月に来られた際には山頂から立ち上っている煙が見えたそうです。それを聞いて9月の噴火で亡くなられた人達のことを想いつつ雪山に向かって手を合わせました(改めて合掌)。

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1 コメント

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おまけ2つ (だいひょう)
2014-11-24 12:15:51
おまけ

鳥越林道の途中でふと思い付き、NOKIAのスマホに入れてあったブラームスの交響曲第1番を再生したのですが、峠道を行くのにこれほどふさわしい音楽はありませんね。苦悩に満ちた第1楽章は息が上がるほどきつい上り坂での押しにピッタリ。第2楽章でしばし休憩。穏やかな調べに身も心も癒されます。軽やかな第3楽章に入ったら登り再開。重苦しい出だしの第4楽章がハ長調に転調し、ホルンの朗々とした旋律が聞こえてきたところで泣きそうになりました。

https://www.youtube.com/watch?v=SuL426pB2uY

あとは行進曲調の第1主題に勇気づけられながら突き進むだけ。峠に着いたら歓喜の音楽が爆発します。(実際には少しタイミングがずれましたが。)

ところで昨日は鳥越峠まで1km足らずという所で小熊を目にしました。(カメラを構えたところで逃げられました。)今年は長浜市内にもちょくちょく出没しているそうですが、実物を見たのは初めてでした。(自転車遠乗りを始めて間もない十数年前に米原と多賀で2度ほど遭遇したと思っていたのですが、霊仙山の近辺にツキノワグマはいないという話なので、おそらくはイノシシを見間違えたのだと思います。)

おまけ2

今月19日に供用が開始された椿坂トンネル(1842m)の偵察にも行きたいのですが、この週末の天気次第ですね。(ダメなら来年春に延期します。12月から遠乗りはシーズンオフなので。)ちなみに以下のブログによるとバイパス開通に伴い椿坂峠経由の旧道は封鎖された模様です。

http://serow353.naturum.ne.jp/e2274058.html

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