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ツアーバスと路線高速バスの本当の違い (1)契約相手は誰?

2011-06-18 12:20:29 | 日記
高速バスは、ツアーバスと路線高速バスの2つに大きく分けることができます。
ですが、その違いを正しく記載した記事やブログには、なかなか出会えません。

その理由は、

[1]ここ2~3年の間にツアーバスは大きく変わっているのに、
   それをきちんと踏まえて書かれた記事が少ないこと。

[2]ツアーバスと路線高速バスの違いを書いた記事があっても、
   それは路線高速バス好きの方が
   『路線高速バスの方が、ツアーバスより絶対いいよ!』
   と言いたいがために書いたものが大半を占めること。
   そして、そういう方は、最近のツアーバスにほとんど乗ったことがないこと。

[3]ツアーバスによく乗る方は、路線高速バスと区別して捉えることに興味がないので、
   その違いに注目した記事は書かないこと。

だと思います。

特に[2]は絶望的で、路線高速バス派の方は徹底してツアーバスには乗りませんね。
そのこだわりはドコから来るんだろうな?と不思議です。
このタイプは、男性に多いですね。

一方で、[3]は女性に多いです。
理屈に拘泥せずに自然体で捉えるので、ツアーバス⇔路線高速バスという大ざっぱで
抽象的な枠組みでは比較しません。
どちらかと言うと、
「次のお休みに乗る△△行きの高速バスには、A社とB社の2つの候補が
 あるんだけど、どっちの方ががいいかな?」
のような具体的な比較をします。

そのような訳で、ツアーバスと路線高速バスの本当の違いについて簡単に表にまとめてみました。
まずは、契約相手とサービス内容編です。



以上のように、ツアーバスと路線高速バスでは契約相手もサービス内容も、
似ているようで異なります。

特に、契約相手の違いは重要です。
もし高速バスを利用してトラブルが発生した場合には、当然のことながら、
契約相手にクレームを言う必要があります。
つまり、ツアーバスの場合はバス会社にクレームを言うのではなく、
旅行会社(旅行代理店)にクレームを言うことになります。

まぁ、海外旅行を思い浮かべてみれば、当然のことでなんですけどね。
JTBのパックツアーで海外旅行に行っている時、仮に乗っている飛行機で
トラブルがあったとしましょう。
支払った代金の一部払い戻しを請求しなくてはならなくなったとします。
その時、払い戻しを請求する相手はLCC(格安航空会社)だったりANAだったり
スカイマークといった航空会社ではなく、JTBですよね?

それと一緒です。

さて、次はいよいよサービスの特徴編です。