ハーヴェストツアーの事故は、本当に痛ましく悲しいことでした。
亡くなられた方たちが、安らかにお眠りになることを祈るばかりです。
このハーヴェストツアーはツアー会社（旅行代理店）としてツアーバス
（募集型企画旅行）を企画しており、そのバスを運行している会社は
「針生エキスプレス」もしくは「陸援隊」と報道されて（なぜ２種類の呼び名が
あるのかは不明）います。
この針生エキスプレスの運転手が運行中に居眠りをしたために、事故を
引き起こしたと言われているようです。
（2012年4月30日現在のマスコミ報道より）
今後の警察の現場検証・事情聴取等の結果によっては、また状況が変わるかも
しれませんが、ここではマスコミ報道が正しいという前提で話を進めます。
過去の記事を読んで頂ければ分かると思いますが、当ブログでは
ハーヴェストツアーをお勧めしたことは一度もありません。
理由は簡単で、私個人がハーヴェストツアーを信用していなかったからです。
高速バス業界において、ハーヴェストツアーの立ち位置は中堅どころと
言えば良いでしょうか。
JRバスやWILLER EXPRESSやVIPライナー、オリオンバスが大手だとすると、
ハーヴェストツアーは2番手か3番手グループに付けていると言っても
過言ではありません。
しかし、年間平均して10～20回は高速バスに乗る私でも、ハーヴェストツアーの
高速バスに乗ったことはありません。
なぜなら、Webに掲載されている安全に対する取り組みの軽さ、安すぎる料金体系、
ツアー会社とバス運行会社の関係が薄すぎる旧態依然たる体制、といったものを
見る限り、この会社は信用できないと判断したからです。
安かろう悪かろうの典型だと思いました。
ですが、あくまでも机上の話です。
別の見方をすれば、個人的な嗜好や推測の範疇を出ないものであり、何の確証もありません。
様々な方がご覧になるブログで
「ハーヴェストツアーには乗らない方がいいですよ」
と書くのは、あまりにも一方的な記述だとも言えます。
乗ったこともないのにそういったことを書いたなら、名誉棄損・営業妨害になりかねません。
ただ、これほどの大事故を起こした翌日も、同じ金沢（石川県）→TDR
（東京ディズニーリゾート）への同一便を走らせたことから考えて、
ハーヴェストツアーが一般的な社会常識が通用しない企業であることは
間違いないと思います。
一方で、今回、私自身かなり反省をしなければならないことがあります。
それは、東京⇔大阪間を運転手１人で走破する『旅の散策ツアーズ』を
お勧めしてしてきたことです。
『旅の散策ツアーズ』の運転手さんは、休憩をきちんと取ってらっしゃいますが、
それは今回事故を起こした「針生エキスプレス」の運転手も同じでした。
運転手１人とは言え、休憩はきちんと取っていたと報道されています。
それを考えれば、いくら休憩をきちんと取っていようとも、また事故の時の
補償がどれだけ手厚くとも、東京⇔大阪間を１人で走りきるのは危うい。
これまで『旅の散策ツアーズ』をお勧めしてきたことは、深く反省したいと思います。
申し訳ありませんでした。
当ブログで『旅の散策ツアーズ』を勧めているように見える記事には、
文章に横線を引かさせて頂きました。
もちろん、こういった哀しい経験を生かすことで、今後、高速バスの事故を減らすことはできるでしょう。
ただ、航空機事故が無くならないように、高速バスの事故もゼロにすることは難しいと思います。
例えば、JRバスは2008年と2009年に高速バスの全焼事故を２回引き起こしており、その原因はいまだに明確になっていません。
こういった原因不明の事故は、どうしても発生します。
さらに、もらい事故など高速バス側には責任のない事故もあります。
ですが、高速バスのツアー会社（バス運行会社ではなく）がきちんと努力すれば、
運転手が居眠りをするような構造的な事故は回避できるでしょう。
かなわぬ願いかもしれませんが、もう二度とこういった事故がないことを望みます。
亡くなられた方たちが、安らかにお眠りになることを祈るばかりです。
このハーヴェストツアーはツアー会社（旅行代理店）としてツアーバス
（募集型企画旅行）を企画しており、そのバスを運行している会社は
「針生エキスプレス」もしくは「陸援隊」と報道されて（なぜ２種類の呼び名が
あるのかは不明）います。
この針生エキスプレスの運転手が運行中に居眠りをしたために、事故を
引き起こしたと言われているようです。
（2012年4月30日現在のマスコミ報道より）
今後の警察の現場検証・事情聴取等の結果によっては、また状況が変わるかも
しれませんが、ここではマスコミ報道が正しいという前提で話を進めます。
過去の記事を読んで頂ければ分かると思いますが、当ブログでは
ハーヴェストツアーをお勧めしたことは一度もありません。
理由は簡単で、私個人がハーヴェストツアーを信用していなかったからです。
高速バス業界において、ハーヴェストツアーの立ち位置は中堅どころと
言えば良いでしょうか。
JRバスやWILLER EXPRESSやVIPライナー、オリオンバスが大手だとすると、
ハーヴェストツアーは2番手か3番手グループに付けていると言っても
過言ではありません。
しかし、年間平均して10～20回は高速バスに乗る私でも、ハーヴェストツアーの
高速バスに乗ったことはありません。
なぜなら、Webに掲載されている安全に対する取り組みの軽さ、安すぎる料金体系、
ツアー会社とバス運行会社の関係が薄すぎる旧態依然たる体制、といったものを
見る限り、この会社は信用できないと判断したからです。
安かろう悪かろうの典型だと思いました。
ですが、あくまでも机上の話です。
別の見方をすれば、個人的な嗜好や推測の範疇を出ないものであり、何の確証もありません。
様々な方がご覧になるブログで
「ハーヴェストツアーには乗らない方がいいですよ」
と書くのは、あまりにも一方的な記述だとも言えます。
乗ったこともないのにそういったことを書いたなら、名誉棄損・営業妨害になりかねません。
ただ、これほどの大事故を起こした翌日も、同じ金沢（石川県）→TDR
（東京ディズニーリゾート）への同一便を走らせたことから考えて、
ハーヴェストツアーが一般的な社会常識が通用しない企業であることは
間違いないと思います。
一方で、今回、私自身かなり反省をしなければならないことがあります。
それは、東京⇔大阪間を運転手１人で走破する『旅の散策ツアーズ』を
お勧めしてしてきたことです。
『旅の散策ツアーズ』の運転手さんは、休憩をきちんと取ってらっしゃいますが、
それは今回事故を起こした「針生エキスプレス」の運転手も同じでした。
運転手１人とは言え、休憩はきちんと取っていたと報道されています。
それを考えれば、いくら休憩をきちんと取っていようとも、また事故の時の
補償がどれだけ手厚くとも、東京⇔大阪間を１人で走りきるのは危うい。
これまで『旅の散策ツアーズ』をお勧めしてきたことは、深く反省したいと思います。
申し訳ありませんでした。
当ブログで『旅の散策ツアーズ』を勧めているように見える記事には、
文章に横線を引かさせて頂きました。
もちろん、こういった哀しい経験を生かすことで、今後、高速バスの事故を減らすことはできるでしょう。
ただ、航空機事故が無くならないように、高速バスの事故もゼロにすることは難しいと思います。
例えば、JRバスは2008年と2009年に高速バスの全焼事故を２回引き起こしており、その原因はいまだに明確になっていません。
こういった原因不明の事故は、どうしても発生します。
さらに、もらい事故など高速バス側には責任のない事故もあります。
ですが、高速バスのツアー会社（バス運行会社ではなく）がきちんと努力すれば、
運転手が居眠りをするような構造的な事故は回避できるでしょう。
かなわぬ願いかもしれませんが、もう二度とこういった事故がないことを望みます。