
国語の教科書に、「柿の木のある家」という話が載っていた。
何年生のときか忘れたし、どんな話かも覚えていない。
つまらなかったことと、挿絵が地味だったことは覚えている。
ちょうど今、あちこちで柿の木をよく見かける。
世の中にこんなにも柿の木があるなんて、と思う。
赤い実をつけて、存在感をアピールしているから、目に止まるのだと思う。
もしも庭付きの家に住むことになったら(そのつもりも予定も全くないけれど)、柿の木は植えたい。
甘柿でも渋柿でも、どちらでもいい。
甘柿なら、毎日もいで、そのまま木の下で皮をむいて、秋の空を眺めながら食べる。
渋柿だったら、せっせと干し柿にする。
こういう季節になってくると、着るものも、こっくりした茶系色をつい選ぶ。
少し玉虫色にも見える焦げ茶色の木綿着物。
更紗模様タッサーシルクの半巾帯に、ハロウィンっぽく蝙蝠の帯留め。
お得意の箸置きからの手作り。
昨日は同じ着物に漆の半巾帯に、ベルト型帯締めをしてみた。
なかなかいい感じ。
久しぶりに出して着たので、たたみジワが強くついてしまってるんだけどね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます