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かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

彼氏が彼女以外を激写する理由

2015年08月14日 | サポーターの心得
浴衣で納涼女子会をした昨日は、あいにくの雨で、熱帯夜というわけでもなかった。
立秋もすぎたことだし、ひょっとしたら今年はこれで浴衣の着納めになっちゃうかしらと、少し寂しい気持ちになった。

お腹いっぱい食べて、帰りぎわに店の出入口付近で写真を撮りあいっこしていたら、ちょうどその時、若いカップルが店にやってきた。

もうすぐ22時になろうかという時間。
霧雨が降っていたのに、車から降りてきたカップルはすぐ店に入ろうとしない。

私たちが出入口をふさいでしまっているから?と気にし始めたところ…

見れば実は、彼女のほうが店の前でタバコにカチッと火をつけており、彼氏はその彼女の事の次第が終わるのを待っているのだった。


昨日参集した私たちは、決して若いとはいえない集団であったけれど、浴衣パワーなのか、その彼氏が「撮りましょうか?」と、カメラマン役をかってでてくれた。

その彼のカメラマンぶりが、感動ものだった。

パチッと一枚、ハイどーぞではなく、アングルを変えながら、私たちに立ち位置のアドバイスなどをしつつ何枚も撮ってくれた。

私たちがいた場所は屋根のあるテラスであったけれど、彼氏の肩には霧雨がかかっていた。

思わず、「雨なのにすみませ~ん!わぁ~、優しい~♪」と、スマホを手渡したAさんが感嘆の声をあげてしまうほどの激写ぶりだった。


そんなだったから、撮影会が終わる頃には、彼女のニコチン補給もちょうど終わり。
彼にお礼を言って、散会となった。



コンサートなどの会場前で、タバコを吸う彼氏や旦那を、所在無さげに待つ女性…
そんな光景は今まで何度も目にしてきた。

けれど、その逆パターンがどうも珍しくなくなってきたようである。

店内は不完全禁煙、つまり、喫煙可能な席が設けられていたが、幸い、食事中にタバコ煙を吸わされることはなかった。
しかし、帰りぎわ、店内を見渡すとタバコを吸いながら談笑している女子たちがいた。


全体の喫煙率が下がってきているなか、若い女性の喫煙率は下がる傾向にないことが問題である、ということを改めて実感した夜だった。
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