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徒然なる野鳥のままに悠々散歩

週末には近くの公園、丘陵や海岸を散歩しながら野鳥の撮影を楽しんでいます。

晴れた日には空高く飛ぶトビ

2020-08-13 | 野鳥

トビは一般的にトンビと呼ばれ、「トンビに油揚げをさらわれた」とか「トンビがタカを産む」といったことわざのように評価が低い鳥のイメージがあります。

それは猛禽類でありながら、生きた獲物を積極的に狙ったりはせず、動物の死骸や残飯を食べたりする習性によるものと思われます。

しかし、トビは身近に観察できるカッコいい猛禽類です。



晴れた日には上昇気流にのり、空高く飛んでいます。

先週末に撮影したその飛翔シーンはこちら↓

飛んでいるシーンは迫力があって、さすがに猛禽類といった感じでカッコいいですね。

あまり羽ばたかずに旋回して飛ぶのが特徴で、昔から「トンビがクルリと輪を描いた」でよく知られています。



飛翔時の特徴は翼下面の先端近くに白斑がみえ、開いた尾羽は角尾といって三味線を弾くバチの形に似ています。

片脚立位のオオバン

2020-08-12 | 野鳥
先日撮影したオオバンの写真を追加アップします。



カモの水かきは足の指の間が膜でつながっているのに対して、オオバンの水かきは足指のそれぞれに小さなヒレみたいなものがついて平たく広がった構造になっています。このため泳ぎも潜りも上手ですが、それぞれの指が独立しているおかげで陸上を歩くのも上手です。



片足立ちをしているところです。
陸上ではずんぐりむっくりで丸くて大きな体をしていますが、足一本で体を支え、うまくバランスをとっている姿はなかなか見応えがあります。



さらに片足立ちをしながら羽繕いもしています。こんなふうにバランスが上手くとれるのもオオバン特有の足指の構造によるものかもしれません。



空を飛ぶウミネコ

2020-08-10 | 野鳥

河原の上空を飛んでいるウミネコを撮影しました。

ウミネコは留鳥で、日本各地で一年中見ることができます。

鳴き声が「ミャーミャー」とネコに似ていることが名前の由来になっているそうです。

また夏から秋にかけて、餌の魚を追って移動するため、漁師には漁場を教えてくれる鳥として大切にされてきました。


ちなみにウミネコの飛翔シーンはこちら↓


ウミネコは、カモメの仲間ですが、尾の先の黒い帯や黄色いくちばしの先端の赤と黒の模様などがカモメとの相違点です。








優雅に泳ぐオオバン

2020-08-09 | 野鳥
オオバンはよく水上にいるのでカモに間違われがちな鳥ですがクイナの仲間で、決してカモの仲間ではありません。

そして、弁足といって、足の指のそれぞれに小さなヒレがついており、泳ぎも潜水も得意です。

そのため、オオバンが潜ってとってきた水草を狙って、潜水の不得意なカモたちが寄ってきて横取りをするシーンをよく見かけたりします。


ちなみにオオバンの足はこちら↓


少しわかりにくいかも知れませんが、足の指それぞれに小さなヒレがついています。




トレードマークの白いおでこに黒い体というモノトーンな配色がオシャレな感じがします。




オオバンが泳いでいる池には睡蓮の花が咲いていますが、その白さがよく映えていました。




尾羽を跳ね上げて歩くヒクイナ

2020-08-07 | 野鳥
先日、撮影したヒクイナの写真を追加アップします。

ヒクイナは近年、生息環境の悪化により、その個体数が減少してきている鳥です。

ヨシ原の縁などを歩きながら昆虫類やミミズ類を食べたりして暮しています。

メスのヒクイナです。

採食中はずっと下をむいてとことこと歩いていますが、この時に短い尾羽を跳ね上げたりする仕草がとても可愛いです。




とてもきれい好きで、一日に何度も水浴びをします。


羽には撥水性があり、よく水を弾いています。





水浴びをした後、羽をひろげて乾かしたり、念入りに羽繕いをしたりしています。




開脚姿のヨシゴイくんの子供

2020-08-05 | 野鳥
先日、撮影したヨシゴイくんの子供の写真を追加アップします。

ヨシゴイの子供は成鳥と同じくユニークで多彩なポーズをとります。

落ちたりしないように枝にしっかりとしがみつきながら、周りをキョロキョロ見ています。





脚をひろげて内股で枝にとまっている姿はとてもユーモラスで、他の鳥ではなかなか見られないですね。



バランス感覚に優れていますね。


先週末のチョウゲンボウ

2020-08-03 | 野鳥

チョウゲンボウはハトくらいの大きさでハヤブサの仲間の猛禽類です。くちばしとアイリングは黄色で、目の下にハヤブサ類特有の髭のような黒い帯が縦に走っています。



正面から見たところです。
小顔で目は黒目がまん丸という可愛らしい顔をしています。それにもんぺをはいたような姿も可愛いです。

後ろ姿も可愛いですね。

頭の色はオスとメスで異なっていて、オスは灰色がかっているのに対してメスは褐色なので、このチョウゲンボウはメスだと思われます。あるいは幼鳥かもしれません。

ちなみに、以前アップしたものですが、チョウゲンボウのオスはこちら





うつむいたところ


チョウゲンボウの飛翔シーンはこちら↓


















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