トビは一般的にトンビと呼ばれ、「トンビに油揚げをさらわれた」とか「トンビがタカを産む」といったことわざのように評価が低い鳥のイメージがあります。
それは猛禽類でありながら、生きた獲物を積極的に狙ったりはせず、動物の死骸や残飯を食べたりする習性によるものと思われます。
しかし、トビは身近に観察できるカッコいい猛禽類です。
晴れた日には上昇気流にのり、空高く飛んでいます。
先週末に撮影したその飛翔シーンはこちら↓

飛んでいるシーンは迫力があって、さすがに猛禽類といった感じでカッコいいですね。

あまり羽ばたかずに旋回して飛ぶのが特徴で、昔から「トンビがクルリと輪を描いた」でよく知られています。


飛翔時の特徴は翼下面の先端近くに白斑がみえ、開いた尾羽は角尾といって三味線を弾くバチの形に似ています。