徒然なる野鳥のままに悠々散歩

週末には近くの公園、丘陵や海岸を散歩しながら野鳥の撮影を楽しんでいます。

カイツブリ夫婦のその後

2020-07-13 | 野鳥
先週、抱卵していたカイツブリ夫婦のその後の様子です。


浮巣にいるカイツブリの背中が盛り上がって見えます。



翼の下に潜り込むように縦縞模様の体をしたひなたちが隠れており、無事に誕生していました。


片方の親鳥が巣に近づいてくると顔を出して餌をねだります。
親鳥はまめに餌を探しに行っては巣の方に戻り、ひなたちに給餌しています。


ひなは巣の中に3羽、親鳥の背中に1羽が乗っており、合わせて4羽が誕生しています。



親鳥が巣の中で立ち上がっています。


ひなのうち3羽は泳ぐ練習をしていますが、残りの1羽はまだ、なかなか水の中に飛び込めないでいるようです。

カイツブリは夫婦協力しあって一生懸命に子育てをします。







今日の鳥さんたち

2020-07-12 | 野鳥
今朝、雨が一時的に上がったので野鳥を撮影してきました。

まずはササゴイです。

ふだんは頭の冠羽は↑のような感じなんですが、

毛が逆立ったりすると、なんだかファンキーな感じにみえます。

ササゴイは獲物となる小魚を探しながら、水辺を歩きまわっていました。


小魚に狙いを定めているところですが、真剣そのもので緊張感が伝わってきます。



お魚をクチバシにくわえて、無事に狩は成功です。


前から見た姿

首を伸ばした姿

ササゴイは様々な姿を見せてくれるので面白いですね。

次に同じフィールドにカワセミくんが枝にとまっていたので撮ってみました。



曇り空で暗かったのですが、カワセミの背中から腰にかけてのコバルトブルーの羽色はいつみてもきれいですね。

最後に泳いでいたカルガモを撮影しました。


優雅に泳ぐカルガモ






水田の中に潜んでいるヨシゴイ

2020-07-09 | 野鳥
雨の晴れ間にう水田を見て歩いていたら、水田の中にヨシゴイが潜んでいるところを発見しました。


稲の中に隠れているところ。


ヨシゴイは名前の由来のとおりヨシ原に住む渡り鳥で、サギの中で最も小さな鳥です。最近は個体数も減ってきており、準絶滅危惧種になっています。




ようやく首を伸ばして、上半身を見せてくれました。

頭頂部が青色をしているので、オスだと思われます。


ちなみに、ヨシゴイは全体の姿、形が独特で、ミョウガに似ているので、ミョウガの妖精とも言われているようです。


ケリッとなくチドリの仲間、ケリ

2020-07-08 | 野鳥

ここのところの大雨でお散歩できない日が続いていますが、先週末、草地でケリをみかけました。

ケリは田畑や草地などの開けた場所に生息して、鳴き声がケリっと聴こえるのが名前の由来だそうです。




クチバシと脚は黄色で、目の周りにも薄い黄色のアイリングがあります。



正面から見ると胸に三日月様の黒い模様があるのが特徴です。




羽は広げると先端が黒色をしていて、白とのコントラストがとてもきれいです。

ちなみにケリはけんかっ早い鳥として知られていて、繁殖期には巣に近づく敵に、鳴きながら周囲を飛び回ったり、足で攻撃を加えるなどをするようです。



なんとなく気性の荒そうな顔をしています。



とても仲の良いクロサギさん家族

2020-07-06 | 野鳥
今日は海岸沿いを歩いていたら、とても仲の良いクロサギさん一家を見かけました。

サギというと水田や河川、海岸でよく見られるシラサギやアオサギをイメージすると思いますが、クロサギは名前のとおり体が黒色をしたサギで、海岸での生活に特化して魚やカニをとったりしています。個体数はサギ類の中でも少ないほうです。


他のサギ類と違って太くて短い脚が特徴で、黄色をしています。














おそらく一番左が子供で右側にいるのか親鳥と思われます。同じ方向を向いているのが面白いですよね。

とても仲の良い家族です。

ちなみにクロサギの中にはクロサギといいながら体の白いタイプのクロサギがいるようです。

カイツブリの夫婦が交代しながら抱卵

2020-07-04 | 野鳥

雨降りの天気の中のカイツブリです。




カイツブリは水上に水草を組み合わせて、浮巣という独特な形の巣を作り繁殖をします。
今は抱卵の最中です。



水草を巣に運んでは夫婦で協力しながら雨で崩れた巣を修繕しています。



抱卵は夫婦で交代しながら行います。


巣の中には卵が見えます。


卵が均等に温まるように位置を変えています。




無事に孵化し元気なひなが誕生してくれると良いのですが。






燃えるような赤い目をしたヒクイナ

2020-07-02 | 野鳥
先日、ヨシ原で、ヒクイナを撮りました。

ヒクイナは目が燃えるような赤色をしていて、顔から腹部にかけて赤っぽい羽色をしています。
ふだんはヨシ原を歩きまわって、昆虫やミミズなどを食べたりしています。

尾羽を跳ね上げて歩いているところが可愛いですね。




水溜りで水浴びしているところ



水浴びした後、念入りに羽繕いをしています。







羽を広げて乾かしています。

ちなみに、今回は鳴き声は聴けませんでしたが、コンコンコンコンと鳴いたりすることから、戸を叩くクイナとして古くから知られているようです。

黄色いアイリングが可愛いコチドリ

2020-07-01 | 野鳥

先週、河川敷をお散歩していたらコチドリがいました。


コチドリは黄色いアイリングと首まわりの黒いリングが特徴で、パッチリした感じのお目々が可愛いです。







ちなみに

酒に酔った人が左右によろめいて歩くことを千鳥足といいますが、これはジグザグに歩くチドリの足運びに由来しているらしいです。


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