自分が問われる日

仲井真 弘多 347,303
糸 数  慶 子 309,985
屋 良  朝 助 　 6,220 　

　この結果を、信じられない思いで見つめた。
　戦争の悲惨を告発し続け、「命こそ宝」と、平和の大切さを発信してきた沖縄の意志を改めて示してほしい。それが日本の教育を根本から破壊しようとしている者たちへの確実な鉄槌となる今だから、尚更・・・。
　そんな思いで、沖縄県知事選挙を見守ってきた。
　自分には沖縄の選挙に投票権はないから、見守るしかなかった。
　しかし。
　今も、これからも、どこかで誰かが声を挙げているそのときに、ただ見守るしかないのだろうか。
　岐路に立つこの国で、傍観者でいられるのだろうか。

 　糸数慶子さんは「戦争につながる一切のものに反対する」と一貫して表明してきた。また、敗戦が決まったとき、彼女は「負けたけど、進む道は決まっているので、それに向って進んでいきましょう」と述べたという。
　彼女と違って、おそらく、私にできることなんて、ちっぽけなことだろう。
　けれども、彼女に、彼女の思い、彼女の決意に、ほんの少しでも重なる、そんな自分でありたいと思う。
　教育基本法改正法案の与党単独採決にサクっと抗議FAXを送ったよ～ん