
松本清張ドラマ「黒い画集〜証言〜」。不倫相手が同性というあたりは新しいというかめずらしいけど、これが異性だとよくある話。家庭がありながら不倫するヤツなんてだいたい身勝手なんだよ。大切だと言いながら家族を裏切って、愛を囁きながら不倫相手を傷つけて、自分は何も犠牲にせず平然とおいしいところだけ享受する。この男は自分が身勝手だという自覚すらなさそうなので救いがたい。悪いのは同性愛じゃなくて不倫なのです。同性愛者なのに異性と結婚したからという言いわけは気持ち悪い。こういうひとはたとえ同性愛者でなくても同じことをするだろうね。結婚してから好きなひとができると不倫に走るという構図。抑えきれないほど愛しているというなら、離婚してけじめをつけるべきだった。