瑞原唯子のひとりごと

『相棒 season 9』 第6話「暴発」

薬物売買の現場を録画するために張り込んでいた特命係。今回は雑用じゃなくてきちんとしたお手伝いですね。二見会の一斉検挙にも同行していましたし。右京さん、何気に大活躍。涼しい顔で足を引っかけたり、取り押さえたり…本当に何気に強いんですよねぇ。

踏み込んだそこで射殺体が発見されました。その男についてはみんな黙秘を貫いています。殺人が起こったわけだしもしや…と思ったら、やっぱり伊丹が出てきました(笑)。けっこう厳しい取り調べをしていますが、それでも落とせないようです。

麻取さんまでやってきました。あまり詳しくなかったんですが、麻取って警察じゃなかったのか。厚生労働省の麻薬取締部…うーん、ややこしい。警察とは持ちつ持たれつの関係みたい。警察と同じような仕事を厚生労働省に置いておく理由ってなんだろう。事業仕分けを恐れるのもわかるな(笑)。

角田課長、手柄を横取りされまくって荒れてますねぇ。米沢さんにも八つ当たり。

殺人ではなく銃の暴発だった…という供述を始めた二見会の面々。麻取が事情聴取したあとで急に供述が変わったことを不審に思った右京さんがあたりをつけて調べてみると、どうやら麻取の潜入捜査官だったらしいことが判明。協力者が潜入捜査官を殺したということらしい。

右京さんは協力者であろうと何であろうと、正しい罪状で送検すべきだと主張します。融通がきかないくらい一本筋の通った考えは健在ですね。上の方が損得や貸し借りで話をしているのとは対照的です。神戸君はそれとはまた違って、協力してくれた人は出来る限り守らねばならないという情の話。右京さんはそれでもまったく揺らぎませんが。

そんな気はしていたけど、潜入捜査官は自ら死を選んだようです。1年の内偵が無駄になるからって、自分が死のうとよく思えるよな。何だかやりきれないです…。右京さんは自殺幇助で送検すべきだと言ってましたが、結局のところ業務上過失致死ということになったらしい。不法所持の拳銃で業務ってのはよくわかりませんが…それとこれとは別問題なんですかね。この潜入捜査官が守りたかったものはわかるけど、摘発はされたわけですし、汚名をそそぐ意味でも真実を明らかにしてほしかったなぁ…と個人的には思う。

神戸君は右京さんと微妙に対立。神戸君は似たようなこと(だいぶ違うか?)をやっていたので、潜入捜査官に感情移入してしまったんですかね。正面から歯向かうのではなく、こそっと裏で動いちゃったのが、ちょっと後味が悪かった…。それでも右京さんは責めないんですけどね。そのうえで静かに自分の考えを述べるのが、何かずっしりときます。

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