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ここからはネタバレありです。
すっかり騙されましたよ。笹木=佐々木だなんて! 芸能人でもないのに本名ではないなんて、わかるわけがない。それに、叔母さんと萌絵、本当にそっくりではないですか! 前々から似ているところがあるとは思っていましたけど。事件のことを嬉しそうに犀川に話していたこともありましたよね。そうか、萌絵も睦子も、両方ともイニシャルは M.N になるわけですね。諏訪野は今も昔もちっとも変わらない(笑)。年齢不詳だなぁ。それにしても、叔母さんが無線に詳しかったというのは意外です。
ちょっとおかしいと思ったのは、幕間で萌絵が橋爪さんが亡くなったということを言ったとき。その事件からどのくらい経っているのだろう…と不思議に思いました。決定的におかしいと思ったのは、事件の三年後に真理子と橋爪さんが結婚し、その数年後に橋爪さんが亡くなったというのを見たとき。だったら、今の萌絵は 27歳を超えているはずなんだけど…と。でも「まだ、二十二です」とか言ってるし…。かなり混乱していました。
もしかしたら、一部、笹木さんの妄想が入っているのかと思っちゃいました。「笹木さんと結婚します」のあたりから、フィクションに違いない…と思い込もうとしていました。もしくは何かのドッキリかと(笑)。いや、でも素敵な結末で良かったです。叔母さんがなぜ笹木さんを選んだのか、ぜひ叔母さんの口から聞きたいところですね。叶わないと思いますけど。
というわけで、今回は萌絵と犀川の出番は少なかったです。でも、萌絵の仕掛けたいたずらが可愛かったので満足。犀川の「二人でシネマ・ショー」には笑った。なんて不謹慎な駄洒落!(笑)
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瑞原唯子
わん太
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