芥川賞 受賞作品。
とうとう 盛岡にも 地元に根差した 伊坂幸太郎のような作家が出たんだって 勝手に思っていました。
福岡県の出で 盛岡在住だってことでした。
『蜂蜜と遠雷。』や『錨を上げよ。』など 厚い本を読んでいたので ハードカバーとはいえ とっても薄い本に驚きました。
更に ポエムではないかと思えるような 行間の幅の広さったら 千円は高いなぁって 先ずは 感想でした。
じじぃは いつも 国語辞典と漢和辞典を横に置いて 本を読みます。
判らない漢字は 出来るだけ ノートに書き写して 後で 確認します。
この本は メモした漢字がいっぱいでした。
難しい漢字が多いんじゃなくて 動植物、魚などの名が よく出てきたからです。
他県出身者とはいえ 文中に 滝沢村とか 生出川とかいう 地元の地名が出てくれば 自然と親近感が湧きます。
どうか 岩手県の本として捉えて 読んでみたらいかがでしょうか?
