『ばらの聖女 ヴィテルボの聖ローザ』企画:デルコル神父、文:江藤きみえ 17
時代はくだり、今から80年前の1921年になりました。死後700年もたった聖女ローザの遺体の調査に聖職者、町の権力者、有名な医者たちが立ち合いました。夢のような事実! ローザの遺体は完全でした!
ふたたび棺にもどされて封をされる前に、心臓がとり出され、ガラスと黄金の顕示台に納められました。ガラス越しに信者がせっぷんできるためでした。
これを記念して、いま聖女の遺体が荘厳な行列をつくって町中をまわっています。
みんなが、こぞって祝う行列で、清い神秘的な感激が町中を包んでいます。いたる所にこだまする賛美歌、いたる所にひびくよろこびの叫び! この時もローザの遺体は、カルディナル、司教、有力者につきそわれていました。
神は、決して愛する人を忘れません。イエズスの愛にもえたローザの光栄は、天から地上に広がり、こうして700年たってからも、無言の布教をして町をまわりました。
9月4日、聖女の祝日となったこの日は、帰天した日でなく、遺体が聖堂に移された日でした。昔からこの祝日は聖女のご像を運び、行列をつくって、町中を祝福してまわりました。でもまもなく、この絵にあるような、高い塔がまい年運ばれるようになっていました。
是非、フェイスブックのカトリックグループにもお越しください。当該グループには、このブログの少なくとも倍の良質な定期投稿があります。ここと異なり、連載が途切れることもありません。
時代はくだり、今から80年前の1921年になりました。死後700年もたった聖女ローザの遺体の調査に聖職者、町の権力者、有名な医者たちが立ち合いました。夢のような事実! ローザの遺体は完全でした!
ふたたび棺にもどされて封をされる前に、心臓がとり出され、ガラスと黄金の顕示台に納められました。ガラス越しに信者がせっぷんできるためでした。
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みんなが、こぞって祝う行列で、清い神秘的な感激が町中を包んでいます。いたる所にこだまする賛美歌、いたる所にひびくよろこびの叫び! この時もローザの遺体は、カルディナル、司教、有力者につきそわれていました。
神は、決して愛する人を忘れません。イエズスの愛にもえたローザの光栄は、天から地上に広がり、こうして700年たってからも、無言の布教をして町をまわりました。
9月4日、聖女の祝日となったこの日は、帰天した日でなく、遺体が聖堂に移された日でした。昔からこの祝日は聖女のご像を運び、行列をつくって、町中を祝福してまわりました。でもまもなく、この絵にあるような、高い塔がまい年運ばれるようになっていました。
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