キッカケは迷い犬

コリー犬ラブの物語です。（以下、写真はラブです）

ある日、高校生の妹が学校帰りに、迷子のコリー犬を連れてきました。
今までも野良猫を連れ帰ったことが何回もありましたが、今度は犬でした。
「道路を歩いてたら付いて来ちゃった」ですって。
毛並みから老齢の犬だとわかりました。
身体は汚れ、疲れきっています。

警察と保健所に連絡したところ、
「飼い主が見つかるまで保護しておいてほしい」と言われました。

身体を洗い、食事を与え、小屋を造り、忙しくなりました。
でも動物好きな家族にとっては、少しも苦ではありません。

ハスラーと名付け、散歩に行くのが楽しみになりました。

それから2週間ほど、痩せていた身体も回復して元気になった時に、
飼い主が見つかりました。

家から10分ほどの距離にある私立小中学・高等部で飼われていた犬でした。
用務員さんが面倒をみていたが、逃げ出してしまったのです。
生徒たちに慕われていたアイドル・コリー犬で、名前はジョンでした。

無事に元の飼い主に戻って良かったはずですが、私達家族は悲しくなりました。
ペットロス状態に。
ハスラーに情が移ってしまい、
コリー犬を手放すことが悲しくなってしまったのです。

それじゃあ、犬を飼おう！と父が宣言しました。

早速ペットショップに全員で行きました。
勿論、目当てはコリー犬。

こうして、我が家に生後40日のラブを迎える事となったのです。