ぷらぷらholy

2000年にやってきた、黒ラブ犬holyとお絵描きが仕事のぷらぷら日記

今週の龍馬さん

2010-11-22 13:11:08 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。


んんん?双六ゲームであがり前で、出た!!

1回休み

みたいな回でした


前回にクライマックスを持って行きすぎたのか、
「大政奉還」という歴史的大事件が
緊張感なく決まっていった感が


田中哲司の慶喜もただ、引き際の悪いばか殿
だけになってしまい、
最後までピエロ役だったのね。

慶応3年10月12日
京都駐屯の幕府役人を
二条城に集め、大政奉還を宣言。
その必要性と正当性を数時間に
わたって、とくとくと説いたのは
慶喜自身。

翌、10月13日、在京40藩の代表を
集めて同じように宣言と説明。


ここで超合理主義の慶喜らしいのは
慣例なら、各藩の大名を呼んで説明するところを
「今さら、大名に何ができるか。
今、世の中を動かしているのは、力ある家臣である」

そして
「疑問のあるものには謁見する」とまで。
一生、将軍に拝謁する事等ない身分のものに
面と向かって話てやろうというのです。


慶喜自身も何度も、もう
大政奉還しかないと考えていながら
できない。それが、天から降ってきたように
出てきたもんだから、そりゃ、気合いが
入りますわ。


また、事の舞台裏を知ったのは明治以降。
「坂本めぇぇぇ」なんてないない。

で、龍馬さんが大政奉還の決議を盗み聞きで
知るなんてないない。

勝海舟が新撰組に
「おいらが許さねえ」なんてないない。


ない事を判っていながらリアルに感動が伝わってくるのが
いい脚本なんだと思います。
今回はまったく伝わってこなかったわ。



その他前回、あれだけの印象をこちらに与えながら
なんで、決議後の後藤や容堂は描かれなかったのか?

とか

慶喜の決意まで(ばか殿なりに)の心理変化はないのか?

とか

もろもろの事は

「ええじゃないか ええじゃないか あ よいよいよい」

と、なった回でした。


ラスト、がんばってよ!!


(日本の夜明けぜよ~)




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