ぷらぷらholy

2000年にやってきた、黒ラブ犬holyとお絵描きが仕事のぷらぷら日記

今週の龍馬さん

2010-11-08 13:23:02 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。

「龍馬の休日」は「最後の休日」だったんですね。

今回、冒頭はなつかしい坂本家の人から始まって
龍馬さんの最も愛する人たちが
最後の別れをするように、丁寧に描かれていました。

笑いあり、コミカルありの回でしたが
ちょっとせつなかったです。

お龍さん、今までで一番イキイキしてた回でした。

こどもの呼びかけに
「おばちゃんって誰や!!

NHKでは、ぎりぎりの会話
「一緒に風呂に入ろう」
に「何ゆうてはんの!」と顔を染めたり、

龍馬さんを待つ間、鏡で
「うーみー」と練習したり。


白刃の男にはビクともしない龍馬さんも
ピストルで脅されたり
歌を命令されたりと、
気の毒に見えて、いやいや
もう、こんなとこが可愛くってしょーがないんすよ。

毎回、半平太夫婦とは正反対やなぁと思いますが
龍馬夫婦の方が武士としては特殊、町民に近い。

やっぱし龍馬さん自身が、曖昧な武士階級に生まれながら
武士に憧れを抱かず、上下身分を嫌っていたのが
女性に対しても表れているのかな?

あ、それと女性上位の坂本家の気風もありますね。

やっぱ、女が強い家庭は平和です


(平和ですぅ)


そして、やたろー!!

「わしはおまんと正反対の方向にいっちゃる!」

上士も下士もない、金を稼ぐ奴が勝つ世の中になる!
と宣言しましたが、これは結局、龍馬さんが
上下身分に縛られない世の中を作ろうとしているのと
同じ方向なんだよ、やたろー。

虫かごを握り潰したのは、
自分のかごを潰したのを象徴してるのかな?
うん、長崎商人も見入りながら
頭の中では、今後使える男か、そろばん
はじいてたでしょうね




最後に、今回、いいなぁと思ったシーン。

夜中にひとり月に照らされた龍馬さんの
表情の変化がありました。

部屋の中からゆっくり外へ顔が
向いていくだけですが
ほんのひと時、愛する人と向かい合った時間に
別れを告げてまた、孤独な戦いに向かおうとする
一人の男の顔でした。

カンパニー、リーダー、仲間、同志と
人に囲まれているような龍馬さんですが



自分の志は誰も肩代わりはしてくれない。

同じ志を持つ者さえ、ひとりひとりの道がある。

この孤独に耐え、次への一歩を常に踏み出す
ことでしか志はなし得ない。


なまっちろい「みんな仲良し・平和が正しい」主義では
ありませんね。


S(サディスト)・後藤に会った時はもう、
違う人間の顔でしたもん。

さて、次回、大政奉還への第2関門突破へ!

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