ぷらぷらholy

2000年にやってきた、黒ラブ犬holyとお絵描きが仕事のぷらぷら日記

今週の龍馬さん

2010-11-15 14:03:10 | TV・コミック・映画
今週も見ました、龍馬さん。

すごかったですね、
ラストへ向けて盛り上がりました。

福山、青木、近藤の火花、バチバチでした。



どんなに懇願しても、聞き入れてくれない
大殿さまに、崖っぷちのS(サディスト)・後藤が
ぶざまな胸の内を吐いてしまいます。

美辞麗句、損得、理想思想などを
どんなに並べても
動かない岩を動かすのは
その人の奥深い本心なのかも
しれません。

「妬ましかったがです!!」


それを聞いた、容堂公は
軽蔑するどころか、
父親のような包み込む表情になりました。


また、どんな時勢になろうとも
大殿さまについて行く覚悟の
S(サディスト)・後藤に酒を賜る
その姿もまるで、息子に接するかのようでした。


切れ者、賢公、差別主義者、等といろんな
顔を見せてきた容堂公が今回、
愛情深い、経験を積んだ男の顔でした。


また、龍馬さんとの対決、

もし、ここで龍馬さんの口から
「土佐の為、大殿さまの為、」などと
出て来たら一蹴、即切腹だったでしょう。


「この、身分制度で固められた
徳川幕府の仕組みが憎い」

という龍馬さんの
奥深い本心が、容堂公を揺るがします。

彼自身、徳川の大恩、義理に縛られ
時代の流れがわかっているのに、
身動きできず苦悩していたのです。


資料等の説明では、


困窮する幕府を
助けるには、権力を放棄して徳川家だけを
残し、その恩を売って土佐藩の名を
あげ、薩長より抜きん出る思惑であった。


とありますが。
容堂公の奥深い本心は、わかりません。



(あたし、ほんとの事言うとね・・・お庭でう○ちしちゃった)


しかし、土佐藩どころか、侍という身分さえなくなる
大ばくちに、当の権力者が、死の覚悟であったのは
建白書を書くシーンで表されてました。


容堂公は白っぽい衣装で
たった一人、白っぽい部屋で
静寂の中書き綴ります。

切腹のイメージがしました。

そして、あの極楽浄土の掛け軸が
以前は地獄図のようだったのが
浄化されたように
白く映し出されていました。

彼の精神の変化の象徴です。


最後、龍馬さんが容堂公に

「武市の牢まで、おいでになられ
おまんはええ家臣じゃ、と言ってくださった」
と、話すとこがありましたが


あああ、それ、こんな公然としたとこで言っちゃったら
大殿さま、恥かいちゃうよ、あかん、あかん。

と慌てたのは私だけでしょうかねぇ?


次回は大政奉還。
慶喜が怒り狂ってるシーンがありましたが

いや、違うのよ

将軍になったって、幕府があかんのは
本人も知っていて、でも立て直す為に
全力で走り回ってたので、

「あ、ええよ」

のノリでオッケーしたらしいです。


まっ、それもなんだかねーですが。

そうそう、NHKの龍馬伝HP
S(サディスト)・後藤の写真がいっぱい!

不覚にも胸ときめいたのでした。
味のあるヒール役は、いいねぇ。




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