「癌ってなに?」~癌と家族の記憶~

母が癌になりました。
癌など縁がないと思っていた日常が、全くひっかりかえりました since 2005/3/12~

化学療法2クール目

2005-03-25 11:13:51 | 化学療法2クール目
 最初の化学療法から3週間たった3月の中旬
 母は化学療法2クール目にはいった。

 その前の週に母の斜め向かいのベットにいた
 隣町の人から電話がきて
 「私も2クール目はいってるから早くおいでー」
 っと いわれたが
 病室に空きがないから仕方ない。

  とりあえず、その方と入れ違いで入院となった。
 今回の同室のかたがたは昼間からカーテンを閉め
 まったく会話が無いに近い方々で 母は
 どうも ストレスがたまっているようである。
 (いつも鬼のようにしゃべり続けている女なので、、)

 挙句の果て
 抗がん剤投与(一日4本)の
 2日目に 吐いたらしく。
 具合が悪いと連絡がきて 姉が病院に向かった。
 原因は ななめ向かいのおばさんの
 いびきでろくに寝れなくて、血圧もあがり
 具合が悪くなったとのこと。

 しかし こればかりは 看護士さんに言っても
 どうにもならなかった、、。
 我慢するしかない。

  確かにそのおばさん、私が昼間行った時にも
 ものすっごいいびきをかいていた。
  困ったもんだ。
  さらに抗がん剤の影響で足がえらいむくんでいた。

  そんな 母ですが入院3日目の日には
 私の携帯に
 「からあげ買ってきてー肉たべたいから!
  内緒でだよ見つからないようにね!」
 (前回の入院時、ポテチを食べているのもみつかり看護士に怒られた母)
 っと電話をよこしたので、食欲は落ちていない様子だった。
 (まあ3日間抗がん剤投与で終わりだし、買っていった)
 
 結局最後まで そのおばさんのいびきに悩まされ
 退院前日の夜中には病室全員が夜中に5人で廊下を
 さまよっていたらしい。気の毒としかいいようがないが、、。

  なんだかんだ言ってるうちに1週間が経過し、
 母は退院したわけだが、退院の挨拶もそのおばさんにはしなかった。
 よっぽど腹が立っているらしい、、。

  さあ 次は3週間後 4月の終わりである
 これて 終わりだ! 化学療法も