「癌ってなに?」~癌と家族の記憶~

母が癌になりました。
癌など縁がないと思っていた日常が、全くひっかりかえりました since 2005/3/12~

11月の定期検診

2005-03-12 00:48:02 | 卵巣嚢種
母が病院にいった。

いつもの健康診断 いつもの年次点検みたいなもの、、、

そう思っていた、、、。

仕事がおわり家に帰宅。

 母の様子がおかしい
 
 私「どうだったの?検診」

 母「、、、、。」

 私「なんともなかったんでしょ?」

 母「なんとも無くなかった、、、」

 私「なに去年の胃のポリープ悪化してたの?」

 母「違う、それはなんともなかったの。先生がなんともないから今度はエコーかけてみるっていうから
   おなかにエコーかけてもらったの そしたらさ、、、。」

 私「そしたら なに?」

 母「なんかねー 影があるんだって、、。」

 私「影ってなに!?」

 母「あのね 卵巣一個しかないんだけどね 前にとったから、、、
   今度は残っている一個の方に影があるんだって
   それでね すぐにほかの病院にいってMRI撮ってもらって また戻ってみてもらったのさ」

 私「それで なんだったの?」
 
 母「卵巣脳種だって」
 
 私「でっかいの?」

 母「うーん もう5センチくらいなんだって、だから半年位様子みてもいいのではって
   先生はいうんだけどね 急におっきくなったりしない限りは、、、」

 私「とっちゃったほうがいいんじゃないの?」

 母「人の事だと思って 勝手な事いわないでや!」

  
  っと 怒鳴りいなくなった。
  しかし いやだろう、、 腹のなかに異物ができてるんだぞ
  卵巣脳種 つまり膿がたまっているわけだ

  その後 家族会議で 父と説得
  いいから 早く 手術しよう!

  ってことで

 総合病院に紹介状をかいてもらい

 12月のはじめに 予約をいれて まずみてもらうことにした。

  ここまでは まだ ふつうにただの 卵巣脳種だと思っていたから、、、

  私たちも冷静だった、、。