ときめきノートへようこそ。
こんにちは。
ときめきノートへようこそ。
はじめましてかな?
そうじゃなくても、
ありがとうございます。
遠くの山たち、近くの林、ぶどう畑と林檎の花。
そして庭では原種のチューリップが出迎えてくれて、
わたしも思わず こんにちは。
横顔や後ろ姿に魅せられながら、
葉っぱであなたの名前がわかりたいの。
一段上の道に駆け上がって 風の中を歩きます。
一目でわかるアトリエに引き寄せられるように近づいても
そこには線があって、こっちに来てはいけません。
わたしも心に線を引きましょ、あっちに行ってはいけません。
もっと眺めていたいのに、もっと眺めていたくとも、
時間は待ってはくれません。
ヴィラデストの存在を知ってから、いつか訪れたいと思っていました。
そしてオーナーが玉村豊男さんだと知って、
テレビでトーク番組や雑誌の連載エッセイを目にするようになります。
そこからは気持ちだけがひとり歩きするような、そんな感じ。
車から足を一歩降ろしたその瞬間から、少女になっていました。
旅の途中で、ゆっくりすることはできませんでしたが、
次に来る時はすべてを感じたいと心から思うのです。
ケシの花が咲き始めたらしい。きっと、いろんなハーブたちもにこにこ笑っている。
そして、ぶどうはどんな表情をしているんだろう。
ふと思うのは、玉村さんと一緒に歩いている人はどんな人なんだろう。
*ヴィラデストは