自由の森なるかわ スタッフブログ

東大阪市立野外活動センター自由の森なるかわの情報をお伝えします。
主催キャンプや自然のことなどいろいろ書いていきます

この夏、ど根性を見た。

2012年07月30日 17時07分39秒 | 自然・つぶやき
なるかわのキャンプ場は、夏真っ盛り。
春に植えたひまわりもすくすく育ち、
花を咲かせています。 

Himawari001 

そんな中で一輪の花が斜めに傾いて咲いていました。 

Himawari002 

根元を見ると、な・なんと! 

Himawari003 

折れかかった茎が皮?1枚のところでつながっているでは
ありませんか。そしてちぎれかかったところから釣り針の
ように反り返った茎が伸び、花を咲かせていたのです。
 
何という生命力。何というど根性。
すごいの一言に尽きますね。



夏の訪問者 その2

2012年07月16日 11時36分24秒 | 自然・つぶやき
Table001

管理棟の前にある野外テーブルはキャンパーや
ハイカーたちの憩いの場になっていますが、
そのテーブルで一匹の大きなトンボが
ひなたぼっこをしていました。

近寄ってもあまり逃げようとしません。
弱っているのかなと思いつつ写真を撮りました。

Mukashiyamma002_2

あとで調べてみると「ムカシヤンマ」というトンボで、
「ムカシトンボ」とともに「生きた化石」と呼ばれて
いるようです。

Mukashiyamma001

ムカシヤンマは普段はのんびりした性格のせいか、
網をかぶせても飛ばないそうです。
どうやら弱っては無かったようですね。
その後、体が温まったのか、ふわりとどこかへ
飛んで行きました。








夏の訪問者 その1

2012年07月11日 13時34分25秒 | 自然・つぶやき
自由の森なるかわには、夏になると
たくさんのキャンパーがやってきます。
自然の豊かなキャンプ場には、人だけでなく
いろんな生き物もやってきます。 

Oomurasaki001

キャンプ場を歩いていたら、「バサバサ」という
音とともに一匹のチョウがコンクリート斜面に
止まりました。オオムラサキです。長い舌で
せっせと表面をなめていました。 

Oomurasaki002 

写真をとった直後に空高く舞い上がりました。
あわてて追いかけるとキャンプ場内のクヌギで
樹液を吸っていました。他の虫たちがやってくると
大きな羽根で追い払っていました。

しばらくすると、またどこかに飛び去って行きました。

オオムラサキは日本の国蝶に指定されているチョウで、
英語でGreat Purpleといいます。そのままですね。





ホタルブクロ

2012年07月07日 15時36分51秒 | 自然・つぶやき
6月の下旬からこの時期にかけて、
ホタルブクロが見頃です。

ホタルブクロは花屋さんでよく見かける
フウリンソウと同じ仲間です。花の色は関東は赤紫、
関西は白が多いようです。

ホタルブクロの名前の由来はホタルの舞う頃にこの花が咲き、
こどもたちが捕まえたホタルをこの花の中に入れて遊んだ。
という説と、提灯の古名「火垂(ほたる)」から、提灯に似た
袋状の花を咲かすので「火垂袋(ほたるぶくろ)」になった。
という説があります。 

Hotarubukuro001


個人的には実際にホタルを入れて遊んだことがあるので、
前者の説を推したいですね。

白いホタルブクロが黄緑色に光る様は
とても幻想的です。残念ながら、なるかわのキャンプ場には
蛍がいないので確かめることはできませんが、
それでも道沿いに鈴なりに花を咲かせるホタルブクロは
魅了的な花です。