野外活動クラブ第2回の活動の報告をさせていただきます。
6月18日~19日で実施された年間事業の2回目ですが
小中学生グループも高校生グループも大きいくくりでいくと「食」がテーマでした。
小中グループは、人間が食事を作るうえで重要な要素となる「火」
マッチやライターなど、簡単に火をつけれる道具は使わずにいかに火を起こす事が出来るか
火がつかなければ 食事は出来ません・・・食べられないんです。
しかし、どうやって火を起こすのだろう?
実は方法は色々あるんですが、原始人が火をつけているイメージならアレでしょう。
木の棒を板に押し付けて手で摩擦を起こして火を起こす「もみぎり式」というようです。
シンプルですが、火をつけることはできそうです(実際やってみて煙が出るところまではいけました)
しかし、ちょっと現実的ではない感じなので、今回のプログラムでは「ゆみぎり式」という方法を見本で使いました。
![P6182689 P6182689](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/73/49599ef44812d304cfa3e3fcae499467.jpg)
これがなかなか難しい・・・煙が出ていい感じにまではいくんだけど、そこから火が上がるまではなかなか行きません。
雨の炊事棟でみんな真っ黒になるまで頑張ったんだけど、この夜はみんなご飯は食べれませんでした・・・
おなかも空いてましたが、火を起こすことの難しさを実感させられました。
次の日の朝ごはんはリベンジする為のパワーを補う為に出してもらった食事でしたが、
おいしいのだけど・・・どうも・・・スッキリしない・・・くやしい・・・
2日目もやることは決まっています。今日こそ自分たちで火を起こしておいしいご飯を作ること!
時間の限り頑張って、なんとか1班だけが
![P6192724 P6192724](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/15/e63a8d3c882f5243accfc5c84f50d833.jpg)
火が着いた班も、着かなかった班も、あそこに居たみんなが
火の大切さ!
あきらめないで頑張ること!
グループで協力し合って励ましあってやりぬけること!
を実感できるキャンプだったと思います。
高校生グループは、「水」がテーマになりました。
自由の森なるかわ付近には、何本か小川がハイキングコース周辺に流れています。
この川はどこから流れてくるのだろうか?誰もが一度は考えるけど、あんまり確認しにいく人は居ません^^
ということで行って見ました、六万寺コースにそばを流れる川の源流を探しに・・・
![Imgp0067 Imgp0067](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/39/aab6b5a1198d7031b727aacb401a188b.jpg)
ゴールがどうなってるのかは、行った人だけのお楽しみにしておきましょう。
![Imgp0113 Imgp0113](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/9e/b68f4385c002d29c7bbabfb4a56c6dae.jpg)
生駒の山にもこんなところがあるんですね。
源流水を持ち帰って、このキャンプ中の炊事用水として使用します。
優雅?にコーヒーを飲んだり・・・
時間をかけてじっくりと炊事をしていきます。水の良さを活かしながらおいしい味噌汁や、ジャンボサイズのハンバーグ
アウトドアならではの技術や道具を駆使して、楽しくおいしい野外料理を堪能していました。
でも・・・小中グループが晩ごはん食べれないのにめちゃくちゃ気を使っていて、みんないい子達だなって
自分たちのプログラムは素直に楽しんでくれればいいんだけど、なかなかそうはいかなかった様でさすが高校生です。
努力をし続けることの大事さと、やさしさを感じれる第2回の活動でした。