■ 何故、柱の「ほぞ」を長くしないのか?

2016年10月28日 12時14分26秒 | S-カム内蔵式こみ栓
何故、柱の「ほぞ」を長くしないのか、
約10年前に構造計算ができる「Sカム内蔵式こみ栓」を開発するなかで
「ほぞの長さ」が重要なので国のプレカット工場を調査したことが有る、
関東圏はなんと45mm~50mm、西日本地区はやや長くて50mm~60mm、当時は、
プレカットの「ほぞ穴加工」には限界があった、
深くするには手加工で「ほぞ穴深さ」を加工する必要があった。
最新のプレカット機は「ほぞ穴」の深さを自動調整できるので加工料に大きな変化はない。
「ほぞ」を長くしない要因はプレカット機でなく、
ハウスメーカー側が3mの柱材で居室の天高をできるだけ確保して、
マイホーム購入者に印象を良くしようとすることが
「短ほぞ」になる要因となっている。
4m柱材と3m柱材の価格の差は1000円弱、50本(100㎡)で5万円弱、
建物販売価格に大きな影響を与える価格ではない。
現在、杉材は、林業者に可愛そうなくらい廉価。
Z金物接合であれば「ほぞの長さ」に規制がないので「
短ほぞ」となり倒壊につながるひとつの要因と考えています。
倒壊を防ぐための耐震補強もこの点を低減の評価指数を加わえる必要があると考えてます。


こみ栓勝ちの2面せん断は構造計算ができる。

■ 木造家屋の地震倒壊について、

2016年10月26日 12時03分34秒 | S-カム内蔵式こみ栓
木造家屋の地震倒壊について、
古来、日本建築の耐震技法は、
継手の密着接合+車知栓接合+ほぞ接合+くさびと考えています。
伝統建築の流れを汲む在来工法は、
告示1460号の運用規定では、Z金物接合の場合,
「ほぞ」の長さについて法的に言及していません、
結果、在来工法の木造建物は重要な「ほぞの長さ」が軽視され、
地震倒壊は動荷重の接合部の「割れ裂け破壊」と、
短ほぞによる「ほぞ抜け」で、倒壊を招いていると考えています。
なぜ、ほぞを長くしないのか?は、次回に投稿します。




構造計算ができる
「S-カム内蔵式こみ栓」の住木センターでの性能試験の画像、

■ CADを学べば あなたが変わる!Jw-cad

2016年10月08日 10時53分40秒 | Jw-cad

CADを学べば あなたが変わる!
やさしいCAD講座 「7日間 でマスター Jw-cad」
第三期 11月8日開講 募集しています。

・建築関連の技術者
・男女転就職
・定年後の再出発  を支援しています

主催;NPO法人 まちづくり福岡
福岡市教育委員会 後援

・会場;福岡市NPO・ボランティア交流センター あすみん セミナー室
・福岡市中央区今泉1-19-22 092-724-4801
・西鉄福岡駅南口から国体道路を西へ徒歩6分 アップルショップ横向い側

・講座日;不定期 週一回程度
・午後6;30~8;10
・11月8日(火)・19日(火)・24日(木)・29日(火)
・12月1日(木)・8日(木)・13日(火)

・会費;1700円/回月初め 一ケ月分毎前納(返金はありません)
     Jw-cadで作成したデジタル教本付 約60頁
・定員;10名

・パソコンは持ち込みです。

・詳細は「NPO法人まちづくり福岡」へ
・お 問い合わせください、
  npokenchiku @ mx36.tiki.ne.jp
  NPO専用;090-9404-1316 担当;えんどう 
  事務局; 092-924-8526