■ 法隆寺の矩計を描いているうちに、S-カム内蔵式こみ栓の活用を確信できた。
画像は、伝統 or 大規模木造(準耐火)の接合用の試作品
■ 来年は、公立大学の研究室と「S-カム内蔵式こみ栓」(特許製品)の応用(耐力壁)を共同で開発する目途が立った。
在来軸組木造の接合の全ての範囲で「S-カム内蔵式こみ栓」で可能になる。
「S-カム内蔵式こみ栓」はピン構造なので、接合部位に力が集中しないので、ヤジロベーのように建物全体が揺れてくれる。
現在でも、面材使用で耐力壁で可能だが、烈震(震度6)、激震(震度7)で脱落が目立つ、
力の方向に偏りのある、筋交い金物を外すのが目的。
強すぎる、外付けの緊結式の金物接合は烈震(震度6)、激震(震度7)で構造材自身を傷つけるオウンゴールを確認できる。