■ 「S-カム内蔵式こみ栓」の発想の原点となった、安国寺(福岡市中区)。私たち先祖、家族のお寺、木造のときの記憶があります。
廊下の厚い床材がすり減って、丸みが出て、滑りやすくなっていたのを、当時、子供ながら記憶しています。黒田長政が中津から移設した菩提寺なのに、鉄筋コンクリートで立て替えられて、文化財が無くなってしまった。
このことが、構造計算ができる「こみ栓」を開発すれば、10mを超える伝統建築物を木造で建てることが出来ると、思いついたのが原点です。
社寺は特殊建築物でないが、鉄筋コンクリートは60年間で中性化する。
木造は1000年建ち続けている。
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