■ S-カム内蔵式こみ栓を460本使用した志摩保養所の談話室の借景は絵画に負けていない、
当初の計画では、幅3600のサッシを採用する予定でしたが、
シャッター付のサッシが既成品では見当たらず、やむ終えず1800幅にした、
借景がサッシの建て枠で寸断されずに済んだと考えると、少し残念、
丸こみ栓の接合は、変形に追従と、”かんぬき”をかけた接合状態なので、
従来の金物接合と比較して緩みが生じません、
3年前の施工例の経年変化は設計者に確認しましたが問題ありませんの回答でした、
今回の、施工例は、小屋裏も床下も高さが十分あり、検証が容易なので、
追跡してゆきます。