■哲学者 古賀徹先生のレクチャー  MAT fukuokaの ツアー、

2011年08月24日 18時45分10秒 | セミナー


■ 哲学者 古賀徹先生のレクチャー MAT fukuokaの ツアー、

MAT fukuoka (Modern Architecture Tour in fukuoka)

九州大学大学院芸術工学研究院准教授古賀徹先生、哲学者

熱血サンデル教授のような、リアリティな哲学の展開、建築と人の関係を分かりやすく、

講義してもらった、と、思っている、

これからは、”共同体”の考え方が主流、

人権は、はずせない核として、近代の・自由主義・合理主義、

更に、伝統を包み込んだ”共同体”の考え方、が、

これからの哲学の方向と説かれたと、理解したつもり?

何点とれたかな?

古賀 准教授の言っている共同体とは、違うかも知れないが、

私の建築現場では、設計は、スタッフの中の一人と考え、

常に、ひとつの方向に向かう、共同体(ミッション)でありたいと意識しています、

古い話で、仏の映画監督ジャン・リュック・ゴダールが言っていた、

映画には、作家・作品は存在しないと、

建築も、映画と同じように多くのスタッフ(数百人、数千人)が関わって、

造り上げる共同作品である以上、ある特定の人だけの作品になり得ないと考えています、

映画は、通行人Aまでスクリーンに名前がテロップされます、

ところが、日本では、設計者が、あたかも、一人で全て造ったかのように、

自分の作品-作品・作品とメジャーな設計者は振舞っています、

日本では、依然と設計者の専制君主が続いている、

世の中も、マスコミも、このことを容認している、

なんか、とても 変!