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SMAPが出演した番組レポメインなブログです。たまに、ドラマや映画の感想などもあり。

『ストレイヤーズ・クロニクル』※ネタバレ注意(原作こみ)

2015-07-15 22:31:27 | 映画
<あらすじ>
1990年代初頭、人類進化に関するある実験が極秘裏に行われた。
それは、一方のグループには両親に強いストレスを与え子供に突然変異を促し、
もう一方のグループには遺伝子操作によって子供に動物や昆虫の能力を持たせるというものだった。
それから20年近くの後、
視力・聴力・筋力などを異常発達させられた昴(岡田将生)らこの実験により生まれた若者たちは、
その特殊な力の代償として『破綻』と呼ばれる精神崩壊の危険性を抱えていた。
『破綻』解消の鍵を握る衆議院議員外務副大臣・渡瀬(伊原剛志)からまわってくる、
裏の仕事の依頼に昴らは応じざるをえないでいた。
そんな中、アゲハというグループが現れ、渡瀬を狙う。
彼らもまた実験により生まれた異能力者集団だった。
同じ宿命を背負った二つの集団が戦う中で、
彼らの出生の秘密が人類進化の鍵である一方で人類滅亡につながりかねないことがわかる……。



…またつまらないものを観てしまった(;´Д`)

超能力バトルものなのになんかタルいし、主人公の決断も遅くてイライラしました。
原作アリなのですけど読まずに観て、原作もこんなに酷いのか?と、
観た後に原作を読むという珍しいパターンを体験。
…無駄なことすんなって話なんですけれども。
読んだら普通でした。可もなく不可もなく?
文庫本で3冊分の話をまとめたらそりゃこうなるわなぁと納得。
おまけに改悪が多すぎ!
会議に乗り込む忍成くん演じるテロリストは反原発の主張などしないし、
アゲハはアオイ以外全滅しないし、本郷くんがこんなチョイ役なんだと思ったら、
原作ではまぁまぁエピソードのある役だけど、
入れ込むとなると面倒くさいのであんな「ゲスの極み乙女」のPVにしたのの丸わかり。
あPVとしては良い出来だったと思いますよ?歌がいいからでしょうか。
…止めはラストの改変。
映画だとなぜか学が自分に火をつけてくれ(←死ぬとウイルスが撒き散らされる設定)と、
昴に頼んで燃えていくENDなんですけど、
原作だと学の生死は不明でウイルスは拡散したのかわからない曖昧さを残す終わり方をしていて、
ここを変えたのがよくわかりません。
映画なんだから曖昧さも大事なことでしょうに…う~ん。

とりたててファンでもないのに岡田ま君と染谷くんの映画をどんだけ観てんだ!とツッコミたくなります。
その2人と若手女優さん数名以外はほぼ無名というか、
私が知らないだけかもしれませんが、知らない子の魅力を新発見するよりも、
知らない子ばかりでつまらないと感じてしまったことにちょっぴり落ち込んだりも。
こういう感覚の人間が増えているので出演者の固定化に拍車がかかるのでしょうね。
原作では洗脳されちゃう亘はあんまり出番がないというか、
最初いなくて、洗脳されて死ぬのもあっけなくみたいだったので、
けっこう長々と尺をとっていたのは中の人が岡田くんのバーターとか!?
とゲスパーしたものの、検索したらホリプロだったので、
それはそれであれこれあったのかなとか勘ぐったり。
とはいえ、ちょっと長く感じるたものの、あそこは良い改変だったかもしれません。




ではでは

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