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SMAPが出演した番組レポメインなブログです。たまに、ドラマや映画の感想などもあり。

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『少女椿』※ネタバレ注意

2016-06-05 22:52:52 | 映画
<あらすじ>
ある時代の東京。病気の母親と暮らす14歳のみどり(中村里砂)は、
家を出て行った父親の代わりに花売りをして家計を助けている。
ある日、みどりが家に帰ると母親はすでに息絶えていた。
一人ぼっちになったみどりは、
地方巡業に回る赤猫サーカス団の団長・嵐鯉治郎に下働きとして拾われる。
サーカス団には、怪力自慢の赤座、美少年のカナブン、蛇使いの紅悦、
足芸の鞭棄、異人の海鼠、蟻男といった個性的で怪しげな面々がいた。
みどりは苛めにあいながらも健気に日々を送り、東京の我が家を懐かしんでいた。
ある日、ワンダー正光(風間俊介)という超能力者がサーカス団に入る。
苛められるみどりを見たワンダー正光は彼女を気にかけ、
自らの超能力で不思議な光景を見せる。
みどりは次第に彼の優しさに心を寄せるようになる。
ワンダー正光の評判はあっという間に広がり、サーカス団は大盛況となる。
彼の人気に嫉妬した団員たちはみどりを苛める。
みどりのことを愛していたワンダー正光はそれに怒り、超能力で団員たちを従わせる。
それに嫉妬した鞭棄は力ずくでみどりを振り向かせようとするが、
激怒した正光の超能力によって殺される。
その光景を見たみどりはワンダー正光を恐れ、避けようとするが……。




まず原作ものですが、原作の知識ゼロ&この手の世界観苦手人間の感想であることをご理解ください。

エログロナンセンス?しかも虫がウジャウジャと聞いていたのでかなりの覚悟をもって観ていたのですが、
グロはけっこう平気でした。
エロは…長かったかも。
これは観ていて気まずいという個人的な問題が大きいということでしょうか。
どういうモチベーションで見ればいいのかわからないんですよね。←聞いてない
すべてにおいて貧しく、そして生きていたいと思うといきつくのはソコなのかも…とも。

見世物小屋の醜さ、覗き見願望、
少女は愚かで残酷だから美しいみたいなお話で伝えたいというものが伝わってはきたものの、
話の読み解き方がいまいちわからず…。
こうなんだろうなという感覚しか言えないのが残念だったりします。
原作大好き!この手の世界観大好物♪だったらもっと上手いこと言えたのかも。
それはそれで原作と違う(;`皿´)となる可能性も否定できず…。

見せたいものは伝わってきましたが、
予算の問題なのかカメラに映る空気が現代を感じさせているのがもったいなかったです。
そこはどっぷりエログロナンセンスのあの世界に浸らせてほしいなと。
しょうがないのかもしれませんけど。
でも、昭和90年という架空の設定だからなぁ…うーむ。

風間が出ていなかったら100%観ていなかったこの映画のワンダー正光。
変な髪形の小太りで怖いおじさんなのに惹かれるものがありました。
あと、色気がすごいあんななのに(爆)
なんで“みどり”にそこまで執着するのだろう?と思わなくないとはいえ、
“みどり”に執着する姿から見えてくるワンダーの哀しさにやられるというか。
最期のあの表情も凄かった…フゥ。


心揺さぶられるとかはなかったのですが、
世の中には本当に様々な作品があるのだと実感することができて良かったです。
誰にでもおすすめできるもではありませんが…。
隙間のあいた手で目を隠しながら観るという様式美の作品なのかも。




<さらにネタバレ&原作のネタバレ込み>


ネットで原作のラストを知るという邪道なことをしてしまいました(-_-;

原作のラストは不条理ものの王道という感じで、
幸せをやっと手に入れてからどん底に突き落とされる…。
これは最後まで“みどり”が運命というか自分以外の何かに翻弄され続けた終わり方なのに対し、
映画の“みどり”はワンダーを利用しながら夢であった女優になるも満足せず、
ワンダーのチカラまで欲し…。
その結果すべてを失うというのはBADENDでも自分の欲深さと愚かさが原因といういわば自業自得、
一方的な悲劇ではないという違いが監督さんの少女像?なのかな~なんて。
愚かで残酷だから美しいという儚さみたいな…違うかなぁ。

なんとなく原作のワンダーの終わり方のほうが利用されまくられたりしないので、
愛されているよな気がしないでもないとはいえ、
映画のワンダーの終わり方もあれはあれで幸せだったのではないかという気も少し。
度を超した独占欲に本人も苦しんでいたであろうことを考えると、
ホッとした感情も大きかったのではないかと。
相手に全てを捧げる自己犠牲に浸る愉悦というのもありますし。

…ついついワンダーのことばかり考えてしまいます。
もう1度観れば新しい発見が…気軽に観にいけないので無理なんですけど。

ワンダーが「化物」と言われて客を酷い目に合わせた後の、
赤座との紅悦の会話がなんだか印象に残りました。
当たり前ですけど、好きで見世物になっているわけないですから。
もし現代に見世物小屋が存在したら行く人は…いるのでしょうね。
現代の見世物小屋の役割はテレビが担っているのかなぁ。
あ、映画ではサーカス団でしたっけ。
人間がグロテスクだからこそ、忌避して隠すということなのか…。
って、最後は雑にまとめすぎw




ではでは

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