大学柔道部での腕を買われ北海道警察に勧誘された諸星要一（綾野剛）は、
26歳で北海道警察本部の刑事となるが、
捜査も事務も満足にできず、周囲から邪魔者扱いされる。
署内でも抜きんでた捜査能力を発揮する刑事・村井定夫（ピエール瀧）は諸星に、
刑事が認められるには犯人を挙げて点数を稼ぐことが必要、
そのためには協力者＝S（スパイ）を作れ、と説く。
諸星は自分の名刺をばら撒き、内通を得て暴力団組員を覚せい剤・拳銃所持で逮捕する。
その功績で本部長賞を授与されるが、令状のない違法捜査に暴力団側が激怒する。
幹部の黒岩勝典（中村獅童）と面会した諸星は無鉄砲な性分を買われ兄弟盃を交わし、
黒岩が諸星のSとなる。諸星は31歳で札幌中央署暴力犯係（マル暴）に異動し、
ロシア語が堪能な山辺太郎（YOUNG DAIS）を黒岩から紹介される。
さらに太郎からロシアルートの拳銃横流しに精通するパキスタン人アクラム・ラシード（植野行雄）を紹介され、
共にSとして付き合う。
要人への銃撃事件の増加に伴い道警本部に銃器対策課が新設され、諸星は第二係長を拝命する。
新設部署の面子のため手っ取り早く拳銃の摘発をしたいと上司に相談されると、
所持者不明の銃をコインロッカーに入れて摘発を偽装する。
これをきっかけに摘発手段はエスカレートしていき、
ロシア人から1丁2万円でトカレフを購入して摘発件数を水増しするようになる。
諸星は銃器対策課から予算を引き出し、
太郎とラシードを拳銃の仕入れにロシアまで向かわせるが、1丁しか購入できなかった。
そこで手頃な値段で拳銃を売る東京のヤクザを頼るが、
拳銃が一般の宅配便で送られてきたため警視庁の知るところになり、
この影響でヤクザの拳銃の販売価格が高騰する。
諸星は資金不足を補うため、黒岩の提案でシャブを捌くことに。
一線を越えた諸星は公私ともにSとの関わりを深めていく。
黒岩はさらに大きな計画を諸星に持ち掛け、
税関、道警を巻き込んだ日本警察史上最大の不祥事を引き起こす。
爽やかさをくれ～！
と、上映後に叫びたくなりました。
気休めに綾野くんがCMをしているミンティアブリーズを購入したという。
けっこう笑える部分が多いだけにこれが実話だと思うとどう受け止めればよいのか…。
諸星のモデルとなった本人によると警察署内で婦人警官とコトに及んだ部分と、
捕まる時は暴れなかったの２点が違うだけらしいとか。
体育会系脳筋バカが組織に順応しすぎるとこうなるのだな…と。
ものすごく恐ろしいことなのに、
なんか義憤に駆られることすらないこの感情はなんなのでしょうか。
エロシーンがやたらと多くて…半分ぐらい目を閉じていたかも。
肉欲しかないみたいな濡れ場は厳しい。
でも最初の童貞っぽい感じからどんどんやり慣れていく変遷が見どころ？
慣れてはいくけど上手くはない…って、経験豊富かよ！発言に聞こえますが、
他作品のベッドシーンの動きと比べるとってことです。
え？見てるじゃないか？…ガン見はしてませんとも。
あ、情人の１人が薬物中毒になっているとわかった時に、
泣いて殴りながらセックスする場面は哀しみとかが伝わってきたかも。
あの時は薬に手を出したら人間終わりだぞと言っていたのに…薬物って本当に恐ろしい。
足首から注射をうつ「綾野２０１６」と監督に名付けられた打ち方を目にして、
思わず「なるほどこれが」と関心しちゃったんですけど、えぇ。
白石監督のインタビュー動画で、製薬会社のCMをしていたりすると映画でもシャブNGとかあるみたいですね。
車のCMをしていたらシートベルトは絶対みたいな。
そういう制約が厳しい中でこういう作品を作るって大切なことだと痛感。
目と心にまったく優しくない映画でしたが、綾野剛すげ～役者だな！となります。
観客がほぼ中高年男性(名画座だから？)だったので、
イケメンいけ好かないorどこがイケメンなのかわからない。
…と敵愾心を抱いている層からの見方が変わりそう。
まぁ、どうでもいい話ですが。
逆に言えばイケメンを求めるタイプの方にはかなり覚悟したほうがいい言えます。
私はひたすらこのヤ＊ザ丸出しのクソ野郎から、
あの儚げな直人になれちゃうのってなんなの!?と驚きっぱなしでした。
他の出演者だとYOUNG DAISくんが素晴らしかったです。
諸星が初めて薬を打つシーンの心から哀しい表情とか。
最後、諸星のことを密告して自分も出頭、拘置所で自ら命を…。
諸星のことをパクらせたぐらいで…とここまで思った瞬間、
そうだ、犯罪はするほうも観るほうも麻痺していくんだ！
と、( ﾟдﾟ)ﾊｯ!としてみたり。
悲惨な最後なんですけど、後味が悪くない謎。
スカパラの主題歌効果!?
実録犯罪モノだけどポップなエンタメ作品だからですかね。
ではでは
26歳で北海道警察本部の刑事となるが、
捜査も事務も満足にできず、周囲から邪魔者扱いされる。
署内でも抜きんでた捜査能力を発揮する刑事・村井定夫（ピエール瀧）は諸星に、
刑事が認められるには犯人を挙げて点数を稼ぐことが必要、
そのためには協力者＝S（スパイ）を作れ、と説く。
諸星は自分の名刺をばら撒き、内通を得て暴力団組員を覚せい剤・拳銃所持で逮捕する。
その功績で本部長賞を授与されるが、令状のない違法捜査に暴力団側が激怒する。
幹部の黒岩勝典（中村獅童）と面会した諸星は無鉄砲な性分を買われ兄弟盃を交わし、
黒岩が諸星のSとなる。諸星は31歳で札幌中央署暴力犯係（マル暴）に異動し、
ロシア語が堪能な山辺太郎（YOUNG DAIS）を黒岩から紹介される。
さらに太郎からロシアルートの拳銃横流しに精通するパキスタン人アクラム・ラシード（植野行雄）を紹介され、
共にSとして付き合う。
要人への銃撃事件の増加に伴い道警本部に銃器対策課が新設され、諸星は第二係長を拝命する。
新設部署の面子のため手っ取り早く拳銃の摘発をしたいと上司に相談されると、
所持者不明の銃をコインロッカーに入れて摘発を偽装する。
これをきっかけに摘発手段はエスカレートしていき、
ロシア人から1丁2万円でトカレフを購入して摘発件数を水増しするようになる。
諸星は銃器対策課から予算を引き出し、
太郎とラシードを拳銃の仕入れにロシアまで向かわせるが、1丁しか購入できなかった。
そこで手頃な値段で拳銃を売る東京のヤクザを頼るが、
拳銃が一般の宅配便で送られてきたため警視庁の知るところになり、
この影響でヤクザの拳銃の販売価格が高騰する。
諸星は資金不足を補うため、黒岩の提案でシャブを捌くことに。
一線を越えた諸星は公私ともにSとの関わりを深めていく。
黒岩はさらに大きな計画を諸星に持ち掛け、
税関、道警を巻き込んだ日本警察史上最大の不祥事を引き起こす。
爽やかさをくれ～！
と、上映後に叫びたくなりました。
気休めに綾野くんがCMをしているミンティアブリーズを購入したという。
けっこう笑える部分が多いだけにこれが実話だと思うとどう受け止めればよいのか…。
諸星のモデルとなった本人によると警察署内で婦人警官とコトに及んだ部分と、
捕まる時は暴れなかったの２点が違うだけらしいとか。
体育会系脳筋バカが組織に順応しすぎるとこうなるのだな…と。
ものすごく恐ろしいことなのに、
なんか義憤に駆られることすらないこの感情はなんなのでしょうか。
エロシーンがやたらと多くて…半分ぐらい目を閉じていたかも。
肉欲しかないみたいな濡れ場は厳しい。
でも最初の童貞っぽい感じからどんどんやり慣れていく変遷が見どころ？
慣れてはいくけど上手くはない…って、経験豊富かよ！発言に聞こえますが、
他作品のベッドシーンの動きと比べるとってことです。
え？見てるじゃないか？…ガン見はしてませんとも。
あ、情人の１人が薬物中毒になっているとわかった時に、
泣いて殴りながらセックスする場面は哀しみとかが伝わってきたかも。
あの時は薬に手を出したら人間終わりだぞと言っていたのに…薬物って本当に恐ろしい。
足首から注射をうつ「綾野２０１６」と監督に名付けられた打ち方を目にして、
思わず「なるほどこれが」と関心しちゃったんですけど、えぇ。
白石監督のインタビュー動画で、製薬会社のCMをしていたりすると映画でもシャブNGとかあるみたいですね。
車のCMをしていたらシートベルトは絶対みたいな。
そういう制約が厳しい中でこういう作品を作るって大切なことだと痛感。
目と心にまったく優しくない映画でしたが、綾野剛すげ～役者だな！となります。
観客がほぼ中高年男性(名画座だから？)だったので、
イケメンいけ好かないorどこがイケメンなのかわからない。
…と敵愾心を抱いている層からの見方が変わりそう。
まぁ、どうでもいい話ですが。
逆に言えばイケメンを求めるタイプの方にはかなり覚悟したほうがいい言えます。
私はひたすらこのヤ＊ザ丸出しのクソ野郎から、
あの儚げな直人になれちゃうのってなんなの!?と驚きっぱなしでした。
他の出演者だとYOUNG DAISくんが素晴らしかったです。
諸星が初めて薬を打つシーンの心から哀しい表情とか。
最後、諸星のことを密告して自分も出頭、拘置所で自ら命を…。
諸星のことをパクらせたぐらいで…とここまで思った瞬間、
そうだ、犯罪はするほうも観るほうも麻痺していくんだ！
と、( ﾟдﾟ)ﾊｯ!としてみたり。
悲惨な最後なんですけど、後味が悪くない謎。
スカパラの主題歌効果!?
実録犯罪モノだけどポップなエンタメ作品だからですかね。
ではでは