ドラム缶遺体、元作業員に死刑判決 大阪

2014-06-06 | 他の事件


































ドラム缶遺体事件、被告に死刑判決

4年前、大阪府阪南市でドラム缶の中から夫婦の遺体が見つかり、46歳の男が強盗殺人の罪に問われている裁判で、大阪地裁堺支部は男に死刑判決を言い渡しました。

起訴状によりますと、元建築作業員の鈴木勝明被告(46)は、2004年12月ごろ、カーペット製造会社の元社長・浅井建治さん(当時74)と妻・きよさん(当時73)を殺害し、高級腕時計を奪ったとされています。

遺体は、阪南市内の鈴木被告が契約するガレージでドラム缶に入った状態で見つかりました。

裁判で鈴木被告は無罪を主張していましたが、大阪地裁堺支部は「遺体には切断しようとした跡があり、殺害した犯人にしかできない行為だ」と認定。

現場から鈴木被告のDNAが検出されたことから、鈴木被告に対し死刑を言い渡しました。
(2013年6月26日11:42)





大阪のドラム缶遺体事件 46歳男に死刑判決(2013/06/26 11:53)

大阪府和泉市の元会社社長夫婦を殺害して高級腕時計などを奪った罪に問われた男に対し、大阪地裁堺支部は死刑を言い渡しました。

強盗殺人などの罪で判決を受けたのは、無職の鈴木勝明被告(46)です。

判決によりますと、鈴木被告は2004年、和泉市の元会社社長・浅井建治さん(74)と妻のきよさん(73)を殺害し、高級腕時計などを奪いました。

浅井さん夫婦の遺体は、4年前、ガレージに放置されたドラム缶の中から発見されました。

鈴木被告は一貫して無罪を主張していましたが、大阪地裁堺支部は「ドラム缶から被告人の指紋やDNAが検出されたことや、事件発生の十数時間以内に高級腕時計を質入れしたことは、被告人と犯人を強く結びつける」と指摘。

「金目当ての犯行で人の生命を軽視し、冷酷」として死刑を言い渡しました。





大阪・阪南市夫婦遺体事件 被告の男に死刑判決 大阪地裁堺支部

大阪・阪南市でドラム缶から元社長夫婦の遺体が見つかった事件で、強盗殺人の罪に問われた男に対し、大阪地方裁判所堺支部は、死刑を言い渡した。

無職・鈴木勝明被告(46)は2004年、阪南市で元社長夫婦を殺害し、腕時計などを奪った強盗殺人の罪に問われている。

鈴木被告は、遺体を捨てたことは認めたが、強盗殺人については「殺したのは別の男だ」と無罪を主張し、検察側は、状況証拠をもとに、死刑を求刑していた。

26日の判決で、畑山 靖裁判長は「遺体を捨てた行為は凄惨(せいさん)で、被告を犯人と強く結びつけることができ、第3者の犯行とするのは不自然」として、死刑を言い渡した。
(2013/06/26 17:18 )





ドラム缶事件死刑判決…夫婦強殺「被告が犯人」

大阪府阪南市で2009年11月、ガレージ内にあったドラム缶から元会社社長夫妻の遺体が見つかった事件で、夫妻を殺害して高級腕時計などを奪ったとして強盗殺人罪などに
問われた元建築作業員・鈴木勝明被告(46)の裁判員裁判の判決が26日、大阪地裁堺支部であり、畑山靖裁判長は求刑通り死刑を言い渡した。

鈴木被告は無罪を主張していたが、畑山裁判長は「被告が犯人だと確実に認められる」とし、「2人の命を奪った非人間的で冷酷な犯行。反省、悔悟の気持ちが全くなく、改善、更生の可能性がない」と述べた。

弁護側は控訴した。

判決によると、鈴木被告は04年12月、元織物製造販売会社社長の浅井建治さん(当時74歳)の同府和泉市の自宅敷地内で、浅井さんと妻きよさん(同73歳)を鈍器で殴って殺害。

ロレックス社製の腕時計2個と車を奪うなどした。

事件では、鈴木被告の犯行を裏付ける直接証拠がなく、検察側は状況証拠を積み重ねる形で立証した。

判決で、畑山裁判長は、鈴木被告が▽遺体をガレージに運搬して遺棄した▽事件直後に被害品の腕時計を質入れして得た50万円をすぐに使っている――などと認定したうえで
「いずれも被告と犯人とを強く結びつける事実だ」と指摘。

「被告が犯人でないとすれば、被告以外の第三者が強盗殺人の犯行に及んだうえ、被害品の腕時計を処分することを許し、被告に遺体遺棄をさせたといった特別の事情がない限り、合理的な説明がつかない」と述べた。

弁護側は「真犯人は男2人だと思う」などと主張したが、畑山裁判長は「徹底した裏付け捜査を尽くしたにもかかわらず、そうした男は確認されておらず、
被告が架空の人物を作り上げているとしか考えられない」として退けた。

鈴木被告は、別の3件の窃盗事件でも起訴され、先月15日、裁判官だけの審理で有罪の部分判決が言い渡された。この日の判決は、3件の窃盗事件を含めて量刑判断した。
(2013年6月26日 )





元作業員に死刑判決 阪南ドラム缶遺体事件

2013年6月26日 13時35分

大阪府阪南市で2009年、ガレージのドラム缶から元会社経営の夫婦の遺体が見つかった事件で、強盗殺人などの罪に問われた元建築作業員鈴木勝明被告(46)の裁判員裁判の判決公判が26日、
大阪地裁堺支部であり、畑山靖裁判長は求刑通り死刑を言い渡した。裁判員裁判の死刑判決は20件目。

畑山裁判長は「遺体をドラム缶に詰めた後、約5年間も平然と生活していた。生命軽視の態度が顕著で反省もない。犯行は冷酷、非人間的。刑事責任は際だって重い」と指摘した。

被告側は即日控訴した。

弁護側は直接的な証拠はなく、第三者に脅迫され、公訴時効が成立した死体遺棄に関わったにすぎないと主張。鈴木被告は「殺害はやっていない」と無罪を訴えていた。

判決は「被告は事件直後に被害品を質入れした。認めている遺体遺棄も、ドラム缶に詰め込むなど殺害した本人でなければ通常しない凄惨(せいさん)で手の込んだものだ」と指摘。

第三者の犯行という弁護側の主張について「捜査の結果、存在は確認できなかった」と退け「状況証拠から被告を犯人と確実に認められる」と結論付けた。

判決によると、鈴木被告は、作業員として出入りしたことがあった大阪府和泉市の浅井建治さん=当時(74)=の自宅敷地内で04年12月3日ごろ、浅井さんと妻きよさん=同(73)=
の頭を鈍器で殴り殺害し、高級腕時計や車を奪った。

検察側は、被告は事件直後に被害品の時計を質入れし、ガレージの借り主だったと指摘。

「遺体周辺から被告と同一のDNA型も検出され、犯人であることは明白。利欲目的の残虐、冷酷な犯行だ」と主張。

弁護側は「殺害日時や場所、凶器を特定できていない。立証は不十分だ」と訴えていた。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013062690133328.html





ドラム缶遺体、元作業員に死刑判決 大阪地裁支部

2013/6/26 11:41

大阪府阪南市で2009年11月、ガレージ内のドラム缶から元社長夫妻の遺体が見つかった事件で、強盗殺人などの罪に問われた元建設作業員、鈴木勝明被告(46)の裁判員裁判判決公判が26日、大阪地裁堺支部で開かれた。

畑山靖裁判長は検察側の求刑通り、死刑を言い渡した。

事件では凶器や目撃者などの直接証拠が乏しく、公判で検察側は、状況証拠の積み重ねで立証を進めた。

弁護側は「夫妻を殺したのは別の人物」と無罪を訴えている。

起訴状によると、鈴木被告は04年12月、大阪府和泉市の元会社社長、浅井建治さん(当時74)と妻のきよさん(当時73)を鈍器で殴り殺害、高級腕時計2個と乗用車1台などを奪ったとされる。

検察側は、被告が遺体発見場所のガレージを借りていた点や、事件後に被害品の腕時計を質店で換金していた点を強調。「犯人でない者が遺体、被害品を管理、所持するということは考えられず、(殺人の)犯行は明らか」と主張した。

これに対し弁護側は、被告は第三者に脅迫されて死体遺棄にかかわったにすぎないとして「凶器が特定されていないなど殺害の証拠はない」と反論。

捜査過程で大阪府警が夫妻宅で採取した血痕や毛髪の一部を鑑定せずに紛失したことから「真犯人に結びつく証拠は失われた」とも主張した。

鈴木被告は最終意見陳述で「遺体を損壊し、遺棄したことに関与したのは事実。本当に申し訳ない」と謝罪したうえで「殺害は絶対にやっていない」と述べた。

死体遺棄罪は公訴時効(3年)が成立している。

鈴木被告は、別に起訴された窃盗事件3件について、裁判官だけの区分審理でいずれも有罪の部分判決が出ている。

今回は、窃盗事件の有罪も踏まえた全ての起訴内容の量刑が示される。





元社長夫婦強盗殺人で死刑判決

2013年6月26日 12時14分

9年前、大阪・和泉市で元会社社長の夫婦が殺害された事件で、強盗殺人などの罪に問われた男に、大阪地方裁判所堺支部は「冷酷な犯行で更生の余地はない」として死刑を言い渡しました。

元建設作業員の鈴木勝明被告(46)は、平成16年、大阪・和泉市の元会社社長、浅井建治さん(当時74)の自宅近くで浅井さんと妻を殺害し、腕時計などを奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われました。

夫婦の遺体は、5年後の平成21年、20キロ余り離れた大阪・阪南市で、車庫に置かれたドラム缶から見つかりました。

大阪地方裁判所堺支部で進められた裁判員裁判で、鈴木被告はすでに時効が成立している死体遺棄については認める一方、強盗殺人については「殺害はしておらず、真犯人はほかにいる」
と無罪を主張し、検察は死刑を求刑していました。

判決で、畑山靖裁判長は「事件の直後に被害者の腕時計を質に入れたことなどは、被告が犯人だと強く推認させる」と指摘しました。

そのうえで、「消費者金融への返済などで金に困り、2人を殺害した冷酷な犯行だ。遺体をドラム缶に入れて隠し、5年間にわたって平然と生活していたことなどから、被告の非人間性や
人命軽視は明らかで、更生の余地はない」と述べ、鈴木被告に死刑を言い渡しました。

鈴木被告の弁護士は、判決を不服として控訴の手続きをとりました。





ドラム缶夫婦遺体 元建築作業員に死刑判決

(大阪府)

大阪府阪南市でドラム缶から夫婦の遺体が見つかった事件の裁判員裁判で、強盗殺人の罪に問われた元建築作業員・鈴木勝明被告(46)に対し、大阪地裁堺支部は26日、死刑判決を言い渡した。  

鈴木被告は2004年、大阪府和泉市の元会社社長・浅井建治さん(当時74)と妻・きよさん(当時73)の2人を鈍器で殴って殺害し、高級腕時計などを奪った強盗殺人の罪に問われていた。

2人の遺体は2009年、阪南市の貸しガレージのドラム缶の中から見つかっている。これまでの裁判員裁判で、鈴木被告は「遺体は遺棄したが、殺害はしていない」などと主張していた。  

大阪地裁堺支部は26日の判決で、「遺体の遺棄などから犯人と確実に認める事が出来る」とした上で、「一連の犯行は生命を軽視した非人間的で冷酷なもので、極刑はやむを得ない」として死刑を言い渡した。
[ 2013/6/26 14:34 ]







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