三重の20年前強殺、最高裁が再審認めず

2014-06-18 | 他の事件
三重の20年前強殺、最高裁が再審認めず

(三重県)

20年前、三重県で発生した強盗殺人事件で、死刑判決を受けた男の再審請求について、最高裁が男の特別抗告を棄却していたことが17日、弁護団への取材で分かった。

元会社役員の浜川邦彦死刑囚(53)は1994年、三重県の旧・久居市(現在の津市)で男性2人が拳銃で射殺され銀行口座から現金約1200万円が引き出された強盗殺人事件で死刑判決を受け、最高裁で刑が確定している。

代理人の弁護士によると、浜川死刑囚の知人の男性から「凶器の拳銃は、浜川死刑囚ではなく共犯者の男に渡った」という新たな証言が得られたため、2009年に再審請求していたが翌年、津地裁が請求を棄却。

名古屋高裁も去年、即時抗告を棄却したため弁護団が最高裁に特別抗告していた。

最高裁は12日付の決定で「本件抗告の趣旨は単なる法令違反の主張であって、抗告理由に当たらない」として、浜川死刑囚側の特別抗告を棄却した。
[ 2/17 20:36 中京]








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