自家焙煎珈琲店かふぇたかの つぶやき

珈琲の事、狩猟の事、趣味の事をつぶやいていく珈琲屋さんです。
 すこし覗いて楽しんでいってくださいませ。

勘違いなお客様2

2023年09月07日 12時00分00秒 | 珍客

 さてさて お店にはいろんなお客様がお見えになります。その中でもずば抜けたセンスのお客様をご紹介。

今回は ザ 万馬券 です。 (万馬券とは競馬で掛け金100円で1万円以上の配当になる馬券の事。 なかなか当たらないから配当金も上がる。)

 

 平日のお昼過ぎ ランチも落ち着き店内には誰もいない状態。 こういったときにあらわれるんです。 珍客。

50代のちょっと小太りの作業服を着たお客様。当然のごとくカウンターにお座りになられ ホット と。

 珈琲を提供してから数分・・・・

今日は 地質調査に来たとゆうではないですか。 ダムがあり決壊する恐れがあるか調査の下見に来たと。 県からの依頼で結果次第ではダムを取り壊すとゆうではないですか・・・・・(匂う) 掘る場所を探しているとゆうので 40年前にダムを建設した会社を知っていたので 『たぶん図面とかあるのでもらえるかもしれません』とゆうと 『作業は極秘なので・・・』とゆうではないですか・・・ (匂う)

 そして 話が変わる・・・・(よくある事でよくある話)

万馬券が当たったんだけど会社の部下(支店長クラス)が万馬券の情報を嗅ぎつけて困りました。 その夜は部下と一緒にどんちゃん(方言?)騒ぎでした汗 途中で部下にお金を少し渡して帰ったけどね と・・・・・ それはすごい楽しかったですね ってゆうと 甥っ子家族に200ぐらいずつ振り込んでおいたんだ。とゆうではありませんか? 

 さすがに怪しすぎたので わたしの悪の血が騒いだ。 ファイナンシャルプランナーの資格を持っているので多少はお金のことに詳しいので、贈与税はどうしたんですが?払ったんですか?って聞いてみた。 ん??ってなって 

『銀行に税金がかからないように頼んだ』というではありませんか

 ありえないですよね 銀行は絶対にしませんから。 

わたしは 『そうなんですね』 と 答えて その方は珈琲を飲みほし二度とこなかった。

 


勘違いなお客様

2023年06月10日 20時00分00秒 | 珍客

 飲食店にとって 『お客様は、神様です』 というのはよく耳にする。 でも最近はテロを起こすお客様もおり(醤油瓶に口をつけて動画を流す等)その話題でいろいろと話をする事がある。 店側が『お客様は神様です』というのはいいがお客様が 『わしゃー神様じゃ 何してもいいのじゃ』と勘違いされているお客様が多い。 『お客様はお客様』である。 ある程度のルールは守らないといけない。

 

 ここで 珍客を紹介しよう。

ここでは じっちゃん と呼ぼう。

初来店のじっちゃんは まず カウンターに座って注文する。そして珈琲を飲みながらカウンター越しにお話を始める。まーここまではよく話である。  じっちゃんは少しすると名刺を出して『わしゃーこうゆうもので電光掲示板を売っている。』と商品説明を始める。『これはいい商品で文字も流れるんですわ。お店の前に置くとすごく集客があがりますよ』 ってな具合に・・・・そして『ちょうど今あるから見てくれ』と・・・・・

 

 その時の僕の心の声は、『ここは田舎で車も通らない場所の隠れ家的なお店、店前に電光掲示板おいてもお客さん見ないし来ないよ・・・・そもそも古民家風の建物に合わないよね・・・・・わかってくれる?』って

 

まーこんな状況だと 『考えときます』『いまはいいです(いらないです)』とゆう

 

 そういうと じっちゃんはぶつぶつと言って帰っていく。 

 

後日、私の知り合いの方がお店に来てじっちゃんの話をする・・・・・(え?この人じっちゃんと繋がっていたのって気が付く店長の私)

 

 電光掲示板が少し安くなって知り合いの人の取り分も入れてもっと安くするからどうですかってきたもんだ。話を聞くと、どうも商品が10ぐらい有ってだぶついているとゆうものだった。 (最初より2割も安い・・・・・)

 

 『んーー今はいいです』と濁しながら断って違う世間話にかえて逃げ切る店長。

 

後日、僕も知っている人を連れてじっちゃんは再度アタック。勿論以前座ったカウンターに2人で・・・・・『もうやだー』って心の声。

 じっちゃんは、得意げに2割も安くしたから買うだろうって感じで強めに来たので、心の声『あーもうダメ!いっちゃうよー』ちょっと強めで『電光掲示板はいらないです。お店の外観などに会わないですよ。うちは隠れ家的にお店をやっているので派手なものはいらないです』というと、じっちゃんびっくりした顔してた。そのあと少し怒った顔になってた。  心の声『あーあー やっちゃったねー 店長やったねー 言っちゃったねー知らないよー』

 

その後、じっちゃんは二度とお店にはこなくなったとさ