私が一番に改善したのは食習慣です。
ここでは、何をしても続かない、
行動できない私が
どうしたら改善できたか。
そして改善時に失敗したことを記していきます。
加えて、できる方法を、
あなたと一緒に考えていこうと思います。
◇常食を白米から玄米に変えた時
私は病気前も、
たまに雑穀米や玄米を食べていたので、
それほど苦もなく変えることができたと思います。
でも、玄米を食べたことはない
あなたにとっては、一番の壁かも知れません。
私が、玄米に興味を覚えたのは、
旅先で玄米と雑穀米をとても美味しく
調理していたのを食べ、しかも、
健康に良いということを
聴かされたのがきっかけでした。
あなたが食べれるようになる方法として
最初から完全に玄米に変えず、
手始めに少し白米に混ぜてみるのはどうでしょうか。
手間は掛かりますが、炊き込みご飯風に
するのも一つの方法だと思います。
工夫次第で、玄米も白米のように美味しく
召し上がることができます。
玄米を購入する際、近所に販売していなかったら、
ネット購入するのもいいかと思います。
ネットで購入する際の注意として
無農薬の玄米を購入するのはもちろんですが、
玄米はわりにデリケートで、 夏場など、
湿気が多かったり温度管理ができていないと
傷みやすいので、送料はかかりますが
一度に多く買わないほうがよいと思います。
◇早食いからよく咀嚼するようになったのは
私はどちらかというと早食いでした。
熱い料理は熱いうちにというタイプだったので、
いつの間にか早食いになっていました。
よく咀嚼するようになったのは、
玄米を食べ始めてからです。
というのも、玄米の炊き方を失敗し、
いつも硬めに炊き上がっていたので、
自然によく噛むようになりました。
よく噛む習慣にするもう一つの方法として、
外出先ではできないのですが、食事の際、
口に入れたものがなくなるまで箸を置いて咀嚼に集中する
ようにしてよく噛んでいると満腹感を
得られるので食べ過ぎもなくなりました。
◇ジャンクフードがやめれたのは
以前の私は、
ジャンクフードが好きでよく食べていました。
ハンバーガーにチキンの唐揚げ10ピースくらいは、
ペロっと平らげ、 傍で見ていると気持ち悪いくらいです(笑)
スーパーで唐揚げや天ぷらを見つけると
無意識に買ってくるしまつ。
そんな私が、揚げ物を見ても欲しくなくなったのは、
時間が経過した揚げ物の酸化油が身体に悪い
ということを、教えてもらってからです。
それからというものは、
揚げ物の匂いでムカつくようになりました。
コンビニの弁当やサンドイッチなど、
冬場なら一週間冷蔵庫に入れなくても腐らないのは、
食品添加物が入っているからです。
食品添加物については、
ある程度知識があったので、すぐに買うのをやめました。
今では、滅多に食べませんが、
たまに食べると食品添加物を舌で感じるようになり、
自然な素材が本来もっている甘みや辛味を感じる
繊細な味覚が戻りました。
身体の調子も良いし、
肌が油でギトギトすることも少なくなり、
やめたことで、はっきりとした効果が
身体に表れたのが良かったようです。
◇漬物に醤油をかけるくらい塩辛いのが好きだった
病院食の塩分は、一日6g程度でした。
これを自宅で続けることは
塩辛いのが好きな私にとって無理な課題でした。
それどころか、入院時の反動もあって、
以前の塩辛い食事に戻りつつありました。
病院にいる時と何が違うんだろう・・・と
考えてみた時、思い当たることがありました。
それは水です。
食事をする時に人の何倍もお茶や水を飲んいたのに、
病院では水の制限があり、あまり飲めませんでした。
退院して普段の生活に戻った私は、食事中、
必要以上に水分を摂取し、以前の習慣に戻っていました。
悪習慣が無意識にやっていたことです。
それから食事中は、お茶も水も飲むのをやめたところ、
いつもの食事が塩辛く感じるようになり、
水分が胃液を薄めないので消化も良くなってきました。
今では、塩分を一日8~9gくらいに抑えています。
酢や香辛料を使って料理を工夫をすれば、
減塩していてもそれ程気になりません。
最近、毎食作るのがトマトと野菜のスープ。
トマトベースの料理は種類が多いので飽きがきません。
あなたも一度、試してみて下さい。
◇炭酸飲料やジュースを飲まなくなった
食事の時に水を多量に飲む習慣がなくなったことが大きいです。
それでも、炭酸飲料はしばらくやめれませんでした。
ゼロカロリーの炭酸飲料なら、いくら飲んでも平気だろう
という安易な考えがありました。
よくよく考えるとゼロカロリー=人工甘味料です。
身体に何某か影響があるものです。
それを自覚してからは、どうしても欲しい時には
炭酸水を飲むようにしました。
炭酸水は甘味がないので最初は不味かったですが、
慣れると意外に飲めるものです。
起き抜け一番に飲むのは、常温の水を飲んでいます。
◇食事のバランスを考えるようになったのは
私はご飯が大好きで、おかずは漬物だけでも食べれたし
揚げ物中心の食事で、野菜はあまり食べませんでした。
食習慣の改善でご飯を減らしていたのですが、
どうしても途中でお腹がすくので
甘いモノやナッツ類で間食をしていました。
これでは主食を減らした意味がありません。
主食を減らし、しかも野菜中心にしたので
栄養バランスが悪く、カロリーばかりを気にし過ぎて、
完全なタンパク質不足でした。
タンパク質はアミノ酸が結合した重合体で、
人間の身体を作る大切な要素です。
タンパク質不足になると筋肉量が減り、
基礎代謝が低下する上に、
中性脂肪が肝臓から血液中に移動できなくなり、
脂肪肝の原因になることもあります。
私は15年ほど前に脂肪肝の宣告を受けて、
お酒の量を減らしましたが、
脂肪肝はお酒だけ減らしても駄目で、
食事のバランスが大切だということが
身に沁みて解りました。
◇甘いモノが三度の食事より好きだった
私にとって、甘いモノが数ある欲望の中では一番の強敵です。
現在でも完全にやめることができていません。
以前は、甘いモノをたくさん
手元に置いておかないと不安になるくらいでした。
最近はどうしてもイライラする時、
チョコレートを少しかじるようにしています。
糖尿病でなかったことが、自分への甘えとして
出てきているのでしょう。
甘いモノを絶つ!
これが当面の私の課題です。
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