ネパール通信

ネパール人との離婚後の生活をウダウダと書き綴ります。

コイララ生きてた!

2006年04月30日 | ネパール
金曜日はコイララ新首相が国会に現れず、
ちょっとドキドキしていましたが、
荒れることも無く終了。
※話では写真掲載した国会前の群集が、
治安部隊に追われて逃げ出したとの話しもあるが。

よって、金曜日に第一回国外退避回避記念麻雀大会を開催。
いつものメンバーで行う。
ネパール新年から麻雀ノートをつけるようになったが、
それ以来、負けが込んでいる、駄目だこれでは!

今日の新聞で、
皇太子のアホのパラス運転する自動車が結婚式帰りのバスと接触事故。
彼は当て逃げをし、バスが警察に捕まった。
ただでさえ運転の下手糞なネパール人なのであるが、
そこえきて権力の最高峰に居る彼の運転なんて(見たこと無いが)
超ー下手糞々に決まっている。
どうせ、無茶して突っ込んだに決まっている。
そうだ、決まっているのだ!

この皇太子、
自前のハーレーを乗り回す時も、
道路を封鎖して移動するアホっぷり。

今朝11時のFMニュースで、コイララが王宮に入り、
首相任命の式辞を国王から受けたと言っていた。
今日は午後4時にコイララ新首相が国会に入るとの事。

今日は至って平和なカトマンズ生活。
先のバスの運転手以外は、
普通の生活であります。


新首相がまだ来ない!

2006年04月28日 | ネパール
現在15:30ですが、未だ国会に新首相が来ないんです。
周囲の人に聞いたところによると、
もうすぐ来るらしい!
って言っていました。

それにしても、昨日の集会に来ず、国会にも来ない。
裏では王室を残す為にすでに話しが出来上がっているって疑いの目がある。
新首相が来なければ憲法制定についても話しが進められないのではないだろうか?
そうすると、王室存続についても時間を延ばすことができて・・・云々。


とにかく、新首相が病気の為国会には来ていません。


写真はさっき撮影した国会前。
昨日の集会の人ごみや今までのデモを見ていると、
今ひとつ人数やパワーに迫力が無い。


今日、国会が始まります!

2006年04月28日 | ネパール
昨日作成文章です・・・・

先の文章で、
毛派の3ヶ月間停戦通告と、
道路封鎖が矛盾するのではないかと言った文面がありましたが、
停戦と道路封鎖の解除は同時進行で行う模様。
失礼しました。

さて、明日の国会再開を控えて今日の午後、ラトナパーク(「クラマンツ」って言うの?)にある、
広場にて政党の集会が行われました。
これが凄く熱気を帯びていて、聴衆は広場だけでは納まらず、
周囲の道にまで溢れ返っていました。

その中、各政党の党首が演説を行っていた模様ですが、
こんな時に一番大切な首相に選任されたギリジャ翁が体調不良で来ないっ!
ここ一番、国が動いている時に、国民が再度政党の過去を許し、今一度託そうとしている時にである。
なんぼ80才超えた親父だからといってこれで良いのであろうか?

この親父、数年前に空港にて警備員からチェックを受けたと立腹し、
自分の政党を使い翌日バンダを決行!
何て言う事でしょう!警備上必要である尋問に怒り、翌日一般市民を巻き込んで、
バンダに従わない市民の生活を止め、車両を破壊し、店舗を破壊し、営みを狂わせる!
こんな奴をも国民は許して今一度託そうとしているのである。
なのに、姿を現さなかったギリジャ翁、アホである!

こんな最中、ニュースになったもう一件の事件があります。
東部ネパールで兵隊が女性を輪姦射殺。
それに抗議した民衆に向かって発砲大量の死傷者出したという話(まぁ時々似た様なある話ですね)。
軍は国王軍であり国軍ではない。
国王の為に働けば良いのであって、国民にはどう被害があってもかまわないのである。
先のナガルコットでの兵士による村人大量銃殺(これも女絡みの事件)事件がありました。
まぁ、この時期にこの軍の醜態、アホ満開の国であります。

明日の政党の予定は、噂では国会議事堂を群集で囲み、
改憲の動きが明確化されるまでは国家議員を議事堂外に出さない様にする。
との噂を聞きました。

どちらにせよ、今の国民を欺くような事をすれば、
怒りは大爆発、王宮は国民によって踏み潰される事になるでしょう。

さぁ、明日午後1時!
国会が始まります。
この国が動く、第二幕が上がろうとしています。

明日の国会再開に向けて(その3)

2006年04月27日 | ネパール
この写真は全て、集会会場横の道路から撮影です。
道路にまだあふれ返った人人人!!!
国が動いていると実感できます。

それにしても、首相に選出されたギリジャ!
体調不良でこの場に来なかった。
そりゃぁ83歳?85最?かなんか知らんが、
老体なのは分かるが、ここまで民衆が求めているのに、
その肝心なときに休むなんて、先が見える様な希ガス・・・・

このギリジャが昔、空港にて警備の人間からチェックを受けたとか何とかで、
一人立腹して、翌日カトマンズにバンダをした人間だったと思う。
個人的に腹たってバンダ。
多くの店舗や車両が破壊され、営業を停止させられた悪の根源!

明日の国会再開を前に・・・

2006年04月27日 | ネパール
いやいや、ホンマに先日の国外退避勧奨にはビックリ!
ちょっと緊張しましたね。

毛派は明日まで道路封鎖を解き、
国会の成り行きを見守るとの事。
ただし、共和制に向けた憲法改正の動きが無ければ、
即刻主要都市に通じる幹線道路封鎖を行うとの事。

今朝から弊社事務所前では小規模なデモ隊が通過。
これは平和裏にスローガンを唱えて行進するだけのもの。
叫んでいる内容は、
「泥棒国王」
「国王出て行け!」
「明日の国会では国王に礼をするな」
とか政治的にはあんまり意味無いもの。

ただし、これは先のデモで溢れ出てしまった国王への根強い嫌悪感が
未だに収まらないからであろう。

あぁそれにしてもまた道路封鎖ぁ~!
今のうちに買いだめしないと・・・・

市内はお祭りムード一色

2006年04月25日 | ネパール
市内はお祭りムード一色です。
交通渋滞が激しくなっています。

政党ゼネストも解除され、
一部のガソリンスタンドも開店、大混雑しているそうです。

先ほど、テレビ速報で「毛派が今回の国王声明に受け入れられない」と表示。

まぁ今回の一件だけで片付く問題ではないのですが、
先は長いですね。

取り合えず、明日から通常生活に戻れるカトマンズです。
万歳っ!!!

国王緊急声明ありました。

2006年04月25日 | ネパール
国王の声明発表が終わりました。
次の金曜日午後1時に国会復活です。
それ以外の主だったことは何も言ってなかったように思います。

これで2月1日の国王クーデター以前に戻った事になります。

弊社ネ人スタッフの話ではこれで落ち着く事になるだろうとの事。
明日25日の大規模デモもそんな大きな衝突にはならないのではとの事です。
私の私見はそんな簡単には行かないと思います。
今までデモ活動で求められてきた1.共和制。2.象徴国王。3.国会復活。
の3つの内3番目にしか回答していないからです。
とりあえずは、国王強権は出ませんでした。通信回線も携帯電話以外は通じています。
弊社業務上最悪の事態は今の所回避されています。
また、明日の動向をお知らせします。

日本大使館が国外退避勧奨

2006年04月25日 | ネパール
大使館からのお知らせ 4月24日(06-62)
日本国外務省は24日、当地情勢に
鑑み、ネパールに対する渡航情報(危険情報)を発出しましたので、
以下のとおりお知らせ致します。
1. 現在のネパール情勢は一段と不透明になってきており、
7政党は25日にも更に大規模な抗議行動を予定する等、
治安情勢が急速に悪化する可能性も排除されません。
またゼネスト、外出禁止令が継続されており、食料品等の物資も逼迫しています。
よって、短期滞在者のみならず長期滞在者であっても、特段の事情のない方は、
可能な限り早期に国外へ退避するようおすすめします。
2. なお、24日、米国が自国民に退避勧告を発出したほか、
韓国が不要不急の自国民に出国を勧告し、加えて中国も館員家族の待避を決定しています。
3.なお、出国される場合はお名前、出発日、出国先、同伴家族名を大使館まで
必ずご一報下さい。メールの返信で結構です。
3. 出国に際し不明の点があれば大使館までご連絡下さい。
また、必要な情報は適宜お知らせします。
大使館電話:1-442-6680  
夜間対応 :1-442―6687

米国が避難勧告だしました!

2006年04月24日 | ネパール
たった今、米国大使館がネパール在住米国人に、
退避勧告を出しました。

そもそも、(今回の騒動に直接関係は無いが)毛派は米国を名指しで敵視しており、
この騒乱に乗じて何をするか分からないのかも知れません。
また、情報を多く持つ米国大使館ですので、何か動きを察知しての事かもしれません。

どちらにせよ米国が避難勧告を出したのは大きな指標となります。