ネパール通信

ネパール人との離婚後の生活をウダウダと書き綴ります。

うまれたっ!

2005年10月16日 | ネパール
昨晩、最後のダサイン休暇を丸一日家で過ごした。
暗くなり始めた夕方6時過ぎに、
娘を肩車して近所を散歩した・・・ホントに20分も満たない時間。
そして、帰ってきたら我が家の山羊「お母さん」が2匹の子供を産んでいた!
ビックリっ!

雄と雌一匹づつである。
嫁が命名する。
雌山羊は秋に生まれたから「秋子」
雄は・・・・
「どうせ来年には食べちゃうし「金太」でエエわ!」
ですって。

ちなみに、出産した子供の数だけ、
胎盤が出てくるんですって・・・・
そして、山羊は胎盤を食べようとするのですが、
胎盤を食べるとお腹にガスがたまってえらい事になるんですって。

共通お題目「ティハール」

2005年10月15日 | ネパール
ティハール!
そうなのだ、次はティハールがやってくるのだ!
ダサインのことを日本の人に説明するときに、
「えーっとね、盆と正月が一度に来たようだ」
とか形容するが、実は「正月」がダサインで「盆」がティハールなのだ。
いや、「なのだ」なんて断言している場合ではない。

実はダサイン休暇最後の夜に自宅にて友人達と麻雀をした。
なんと私、初回にスーシーホーの役満を出してしまった!

否、そんな話では無い!
実はダサインとティハールの間に約2週間のブランクがある。
この2週間の期間は弊社スタッフにとってもあんまり本気モードで、
仕事に取り掛かれないご様子である。
しかも今年はこのブランク期間に、何某か特異なお祭りが入り込んでいる模様。
弊社スタッフに聞くと35年ぶりのお祭りで140余個所のお寺を巡るのだとか・・・
徒歩で周って26時間掛かり約10万人がお参り巡礼に参加するとの事。

いや、話はティハールである。
ダサイン休暇の間、弊社事務所は勿論休み。
その間、日本からの仕事依頼はたまる一方。
んでもって、ティハールまでに仕上げねばならぬ作業がてんこ盛り。
どーしよう・・・困った・・・・ハッ!

話はティハールである。
ティハールと言えば、このダサインに我が家では3頭の山羊が殉職しました。
で、残り一頭も昨日召される筈でしたが、我が家の閻魔様の判断により、
ティハールまで延命の処置となりました。

いや、そんな話で良いのか?
そうティハールと言えば光の祭典。
街中、光で溢れています。
昔は行灯みたいなオイルランプを家中に灯してデコレーション。
今では日本のクリスマスツリーのように電飾で家屋全面飾りつけされている
ところが多いのです。
タダでさえ夜中不安を覚えるほどの暗いカトマンズ市内に、
行灯明かりや電飾が灯ると、それはほら「光の祭典」と言わざるを得ない、
きらびやかなお祭りになります。
たぶん、日本で同じ事やってもアンマリ映えないと思います。
で、我が家と言うと中途半端なロウソクで飾り付けです。
そして、昼間から夜に掛けて子供たちがグループでやってきて、
家々を回りながら踊りや歌を披露、
迎え側の家では、お菓子やお金をあげる事になります。
昨年の我が家では20組近くの子供たちを迎えたのですが、
中には高校生くらいの輩達がドラムセットやエレキギター、アンプを担いで
やって来て、我が家のコンセントから電気を拝借、バンド演奏をして帰りました。
そりゃ、我が家の閻魔様はプンプンで、
「なんで、家の電気使って遊んでいって金やらなアカンねん!」
って怒ってましたけどね。

あとは、ゲリラ的に発生する子供関所ですね。
これは路上で子供がロープなんかで「とおせんぼ」して、
金をせびる・・・インドなんか警察の服着た大人が私的にやってそう・・行為です。
最初は可愛いのでイチイチ止まってお金をあげていましたが、
10m向こうにまた子供関所が現れるなんてこともあって、
面倒なので自転車(基本的に私の移動は自転車)でジャンプ超えしたり、
ウィリーで蹴散らしたりして関所突破しています。

いや、私は一番ティハールで言いたい事は、
電飾が多くなった昨今、
ティハールで一斉に電気を使用する為(事実かどうかは知りませんが、きっと)、
この時期、停電が頻発します。
だって、皆さん!
100%水力発電によるネパールの電気供給なんですが、
ほれ、水力発電って言えば、立派なダムを想像するじゃないですか!
でもね、カトマンズへ供給する発電所ってダム式でなくて、
「流れ込み式発電」
なんですって・・・・・

ティハールでした。





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ダサイン来た来たっ!

2005年10月08日 | ネパール
ダサインに合わせて友人が日本から来るので、
それまでに仕事を片付けるべく、最近ハッスル中!

本来は明後日に山羊を屠るのですが、
我が家ではダサイン突入で舞い上がった人たちが、
今朝から山羊(虚勢雄山羊)をヤッてました。

もちろん、明後日も屠るらしいです。
私は出社の用意で現場には居なかったのですが、
家を出る前に裏庭へ行ったら、
ほら写真のとおり・・・・

写真奥の数名たむろしてるのが解体現場。
中には10歳に満たない子供も手伝い中。
他にお湯を沸かす作業の人とか、
肉を切り分ける人。
皆へのご飯やチャン(濁酒みたいな酒)を用意する人。
ワイワイがやがやお祭りモードです。


因みに手前の山羊は明後日用です・・・順番待ち。

私の出身大学山岳部の・・・

2005年10月06日 | ネパール
mbヴぇ亜r@l/,k@あ富士子・・・・・時間が無い!
ダサインが来る!
日本から友人が来る!

ブログの更新もしい!
って事で、私の出身大学山岳部では部報を定期的に発行しており、
今回、私も投稿いたしました。
その原稿を4回くらいに分けて発表します!

原稿タイトル「シャングリラに魅せられて」
※かっこいいー!

自転車に乗った現場監督(平4理)

1.ネパールに如何にして絡んだか
私がネパールについて始めて意識したのは、甲南大学卒業1年後の1993年でした。当時、生保系コンピュータ会社に勤務していた私は、一日中コンピュータと対峙する生活に嫌気が差していました。小学校の通信簿では、6年間全学期にわたって「落ち着きが無い」との評価を頂いていた私にとって、「山岳部とは落ち着きの無さ」を自由に表現できる場所であり、コンピュータ会社への就職とは、全身痒いのに緊縛されて掻くに掻けない状態でした。
今思うと、「落ち着きのある小学生」って居たのでしょうか?そんな小学生は気色悪いんですが・・・
そんな、尻に虫が湧いた様な生活を送っているところに、AAVK(関西学生山岳連盟)から海外遠征を出そうと言う話になり、現状から逃げ出したい一心の私は海外遠征話に乗り進めて行きました。
また当時、私の直の指導者の御一人であります先輩がネパールのクスムカングル山を敗退帰国されたのですが、その様子をスライドにて見せて頂いた時には、ネパールと言う国に対しては何も感銘を受けることなく、ヒマラヤに対して「あぁスケールがデカ過ぎやぁ」「空が青いなぁ」「かっこエエなぁ」位の感想でした。
「より高く!より困難を!」がモットーの山岳部が海外遠征と言えばヒマラヤであり、ヒマラヤと言えばネパール。この瞬間からが、私がネパールに憑かれる起源であるのです。

※ この遠征の話については、過去の山嶽寮(部報)掲載報告書を参考に願います。

要約すると、如何にしてネパールへの係わりを持ったかと言うと、日本に適応できなくてたまたまネパールへ行ったと言うことでしょうか?

また、初の海外遠征後には自分の中に何かが芽生え、
「このまま日本で暮らしていくのは
何かが違う!」
「もっと、日本国外を知りたい!」
との思いが募って行く生活を送っていました。
そして、漠然とながらいつかは海外で生活を仕事をしたいとの思いにつながり、何某かの折に触れ海外での生活や仕事に必要な情報を得るためにアンテナを張り巡らせる様になりました。
この時点、第一回目の東アフリカとネパールへの遠征終了後は特に「ネパールへっ!」と言う意識は無く、ネパールも多くの中の一つの選択肢程度の考えでした。
その後、海外で生活するには英語を身につけなければと言うことで、カナダで大工仕事を得て英語環境に身を置いてみたりしながら(カッコよく言えば)機が熟するのを待っていました。
この間、色々な方にお世話になりましたが特に故・乾先輩には多大なるお世話になりました。
ただ、一回目のネパール遠征で主目的であったシングチュリ(約6500m)を落とすことが出来ず、お隣の山タラプチュリ(約5600m)をついでに登ってしまい、これが、2回目、3回目のシングチュリ雪辱遠征につながって行く事になりました。
そして、3回やっても駄目だったシングチュリに意気消沈した私は、現地にて女の子を一回で射止めてしまい意気揚々と帰国するのでした。がっ!
それが現在の妻なのですが、シングチュリよりも難攻不落で現在も登攀中・・・・
あと何ピッチあるのだろう?

そして、妻を娶ってから幾度か海外で働かないかと申し出があったのですが、折り合いがつかず断念。
それでも、海外への思いを絶やす事無く機会を窺っていました。そして2003年に、現在の就職先へ就職。現地合資法人へと赴任できることになりました。

思いを馳せて10余年、思いは通じて願いは叶うものだと実感した瞬間でした。
そして未だ、シングチュリへの思いは失せておりません!
ついでに、エベレストにも登りた~い!


*** つづく ***

もし仮に牛を殺したらっ!

2005年10月04日 | ネパール
以前、私は「@し」とぶつかった報告しました。
がっ、あれはUMA(だったかな?「ツチノコ」や「ヒバゴン」未確認動物の総称って)
だったと確信しています。

ただ、先のブログを見て早とちりした方がいらっしゃいました。
その方が以下の情報を届けてくれましたので紹介です。
それにしても、あの動物なんだったんだろう・・・・???

牛を故意に殺すと最高刑は20年だそうです。
飲酒・暴走等では6から12年だそうです。
通常の運転では最高2年だそうです。
でも全て金で解決できるようで、飲酒運転で轢き殺した場合は、罰金だと2000RSだそうです。懲役6年が2000RSですよ。時は金なりとはいいますが、ネパールで流れている時はとっても安いようです。懲役6年だとして計算すると1年の価値は333RSです。1日だと0.913RS・・・・この国の1日は1RS以下の価値しかありません。
以上、コネタでした。

ネパールのお役所は今日、臨時休業!

2005年10月03日 | ネパール
ナマステです。

いや、臨時休業かどうかは知らないのですが、
今日は、祝祭日でもないのにお役所は休み、
民間企業も半ドンってところもあるそうです。
何故って?

今日は16時くらいから日食なんですって。
ネパールでは皆既日食にはならないそうなのですが、
日食中は飲食しちゃダメって事らしいです。

もちろん、裏なんて取ってません。
うちの事務所の人間に聞いただけです。

ダサイン

2005年10月01日 | ネパール
そして、大使館から帰ってきました・・・・ふぅ

以前から一度は自分で食べる肉は自分で殺めて食したいと希望していました。
やはりパック詰の肉ばっかり食べていると、
鶏の絵を描く時に4本足かいたりするような人間になっちゃうもんね。
飼ってるカブトムシが死んだときに「電池が切れたぁ~」とかね。

いや、そんな事を以前から思っていた私は「自分で殺めた動物を食さねば!」
との考えが半ば呪縛のようにまとわりつき、
また、ケニヤ山へ行ったときに食料難にあい、
ハイラックス(和名「岩狸」)を食用にと捕まえて殺しきれなかった因縁から、
妻の実家で鶏を潰した時は積念の思いを果たせた清々しい思いでした。

そして、やはり殺生とはエスカレートするもの!
鶏の次のステップを踏まなくてはと、ダサインが来る度に重いが募るのです。
ネパールで食用の動物と言えば昇順に、鶏・山羊・水牛とくるので、
次は山羊かぁ!と思っていた昨年のダサイン。

義兄が「おい、ダサインやぞ!前から言ってたやろ、お前!今から動物切るから来い」
とのお誘いに駆けつけたところ、目の前に水牛!
いや、鶏を切っただけでウダウダと文章を書き綴れるくらいの殺生素人に。
次のステップとして水牛はあまりにも大きすぎます!

かと言って、山羊も大き過ぎるのよね。
鶏以上山羊未満の食用動物が居ないので次の次元へ進めない私です。

ダサインが来る度に「あぁ今年も新たなステップが踏めなかった」と・・・


あっ、うちの犬「フランク」が大きさ的には・・・・




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