ネパール通信

ネパール人との離婚後の生活をウダウダと書き綴ります。

ヤク&イエティホテルについて

2005年12月26日 | ネパール
その後、ヤク&イエティについて、
ネパールビジネス界に少しは名の通っている、弊社社長(ネ人)に話を聞いた。

労使関係のイザコザが数年前から続いており、
また、労働省からの賃上げ圧力も加わり、
このホテルオーナは鶏冠にきていた。
そして、政治的圧力も加わりストライキをちらつかせて来た、
労働組合側にキレたオーナーが全面封鎖に踏み切ったとの事らしい。

部屋の予約率は本日より90%以上を数え、
昨日までの予約、稼働率も40%以上だったそうである。

このオーナーは(「マリワル」って言うんだったっけ?ネパールに根ざすインド人実業家のことを?)、インドのハイアットホテルの30%以上の株を所有する資産家。
ここで、ヤク&イエティを閉鎖して毎日何千万円を失おうが大した問題ではなく、
これを機に、ややこしい人員を整理、ネ政府側へも観光業界への打撃を材料に、オーナーへの圧力を取り止めさせる意図があるらしい。
このホテル閉鎖被害を被るのは、末端の職員であり、観光業界とそれに依存する政府なのである。

これを機に、政党がらみの職員刷新と政府への明確なメッセージを伝えるのが目的だとか。

最後に、弊社社長曰く、新聞なんかでトピ(ネパール国民帽)被って写っている奴は信用するな!彼らはマリワリ(マリワル?)だ。
本当のネパール人ビジネスマンはスーツ姿で写っているんだっ!

との事。

アホ&イエティホテル閉鎖

2005年12月26日 | ネパール
昨日から、ネパールで一番人気とも言われる「ヤク&イエティホテル」が閉鎖されている。
この一番の掻き入れ時に閉鎖である。
しかも、宿泊中の客を追い出しての完全閉鎖である。

アホ!

この二文字に以外に言い様の無い行動です。
労使関係のトラブルからとも言われているが、
オーナーから一方的に閉鎖したとの話もあります。
また、
(噂ですよ!裏なんか取ってませんぜ!根拠のない噂ですって)
米国大使館車に爆発物(嫁)が仕掛けられたから、
セキュリティー上の閉鎖って噂もあります。

いやどっちにしろ理由の如何に関わらずこの時期の閉鎖は、
正真正銘の「アホ」である。

日ネ国交50周年自転車レースっ!

2005年12月25日 | ネパール
ヒョンな事から日本人会理事をさせて頂いて、
そんな事から日ネ国交50周年記念の作業にも関わる事になっています、
不肖・私ですが、
この50周年事業において、マウンテンバイクレースを開催しようではないかと、
提案したところ日本側から好反応が返ってきました。
日本側でもこれを機に、ロードバイクの最高峰「ツールドフランス」に匹敵するようなマウンテンバイクレースに育て上げようと考えて頂いている模様。
とっても楽しみである。
日本での第一回打ち合わせが今日あるらしい。

開催は11月19日から26日のネパールに置ける日本週間に合わせるとの事。


天皇陛下お誕生日万歳!

2005年12月23日 | ネパール
本日は天皇誕生日であります。
たいへん御めでたい日なのであります。
いや、めでたいっ!
本当に御めでたいことであります。
末永く天皇陛下のご健康とご多幸をお祈り致します。

そして、御めでたいこの日。
この僻地にてへばりつく私は、
大変美味しいご馳走に御呼ばれされる事となりました。
この時ほど日系企業に勤めていて嬉しさを実感する事はありません。
刺身・てんぷら・女体盛り・・・いや、これは無いか。

※女体盛りって山中温泉のキャッスルバーデンホテルでまだやってるのでしょうか?

すみません、脱線しました。


「凡主婦の日常」を垣間見て・・・

2005年12月22日 | ネパール
いや、表題のブログさんに「素敵なブログですね」って誉められちゃった。
んでもって、誘われるがままに覗いてみたところ・・・
美味そうな写真が満載である!

こっちも悔しいから、
食いモンの写真、日替わりで掲載してやろうかしら!

どうせ毎日「カレー」やねんけどっ。


※すみません、食べ物の写真以外も本当に日常らしく憧れてしまいました。
 ウチみたいに「鶏殺して行け」とか「人骨埋めたり」とか・・・・
 「日常」の意味を私、ちょっと間違って解釈していたようです。
 あぁ日常って素敵だなぁ。

ネパール人のマナー

2005年12月21日 | ネパール
いつも帰国の時には「ろいやるネパール航空(以下RA)」を使用しているのですが、
社用で帰国時にはタイ国際航空(以下TG)を使用させて頂いています。
TGの方が正確でサービスも良いし決行も殆ど無い。
そして、今回はカトマンズにて外人が購入した場合の値段もRAよりTGの方が安く,
RAにて帰国する理由が全くありませんでした。

で、TGのバンコク(以下BKK)カトマンズ(以下KTM)間のフライトについて一つ気がつきました。
ネパール人のマナーの悪さにです。
と、とある在留邦人に言うと
「そりゃちゃうって!ネパール人のマナーが目立つなんや!」
だとの事。
そう、別に機内通路に立ち話の為立ち止まり、
大声で話し合い、笑い合い楽しんでいる。
機内乗務員が食事のカートを押して来ようと知らん振り。
否、彼らは本気で気がついていないのだ!
それに、「お前は鳩か鶏か!?」と言わんばかりの落ち着きの無さ!
それに素晴らしいばかりのありとあらゆる場面での順番無視。
そのた諸々。

これらの傍若無人の振る舞いがRAでは全然気にならなかったのですが、
TGだと目立って仕方がありません。

いや、目立つだけで悪いとは申して居りません。
だって、これって通常のネパール生活風景なんですもの。
それにネパールでの生活ではこれらが全然問題にならないんですものね。

弊社食堂では一応順番待ちの列が出来るのですが、
割り込みは常識中の常識。
過去に一度、
「そうやって、ルールを無視した順番抜かしをやってるからこの国はいつまで経っても発展せえへんのぢゃぁ、ぼけ!」
って言ってやったら、
「なんで、食事と発展が関係あるねん、はははのはぁ」
って笑われてしまいました。

11月15日統一テーマ「ネパール人と接して一番驚いたこと」

2005年12月20日 | ネパール
「ネパール人と接して一番驚いたこと」ネパールブログ共通テーマ、第7回。

いやいや、ネパールだと仕事していても時間が豊富だこと。
取り戻すべく今日は11月15日の皆さんから公募したお題第1弾、
「ネパール人と接して一番驚いたこと」です。

ネパール人の驚き点、いやぁこの場合嫁のことになるんだなぁ。
そうなると、ネパール人って言うよりも嫁個人の資質についての驚きって言うより、
もうこうなると文句になってしまう。

つい先日、出社前のあわただしい一時。
日本ならゴミ袋を持った出勤姿の男性が、ゴミ置き場に向かう光景が見られます。
「あなた~ゴミ出しといてぇ~」
そんな感覚で嫁に言われました。
「あなた~その病気の鶏を殺してから会社行ってぇ~」
勿論、拒否しました。

そうそう!
うちの嫁、彼女の言動は全く持って根拠の無い自信に満ち溢れたものなのです。
言い合いになっても彼女の立場が不利になる事なんてありえません。
これにはいつも参るのですが、
先日、ネパール人配偶者を持つ日本人の集い「かさぶたをはがし合う会」に出席、
私が「うちの嫁って根拠の無い自信に満ち溢れてるんですよぉ~」と発言。
先輩方から「それはネパールの国民性!全員なのぉ」
との事。

「目から鱗」でした。

楽しませてくれるぜネパール!

2005年12月19日 | ネパール
そして、ネパールへ戻ってきて行き成りやってくれましたネパール!!!X100回。
空港に降り立つと余り見慣れない風景。
そう、駐車場にリクシャー(人力車)が数台とまっています。
「あれ?なんで人力車が止まってんの?」
「そっか、どっかのツアー客が空港からホテルまで雰囲気盛り上げる為にリクシャーをチャーターしてんねんな!」
「なかなか粋なサービスやなぁ」
と何気なし見ていました。
そして、いざタクシーを捕まえようとしてビックリ。
「おい、今日はバンダやから50$出せ!」
「2000ルピーなら行ったるぞ!」
とまぁ法外な値段を言い出す始末。

そう、先日カトマンズ郊外のナガルコットにてお姉ちゃんにちょっかい出そうとして、
逆に村人にボコボコにやられた兵士が腹いせに、兵舎に戻って自動小銃も持って来て、
村人に向かって機銃掃射、本人も最後に自殺したそうだ。

それに対する、いつものどうしょうも無いアホ政治家達が「バンダ!バンダ!」と叫んで、
私の到着日にバンダしよったのです。
そして、一般市民の通行車両を破壊するアホさぶり!
こいつらは兵士が市民を傷つけたからと言って自ら市民を傷つける、至極のアホどもなんだっ!
救い様が無い怒アホなんだ!
こいつらに力や権力を持たせてはいけない!
毎回、バンダの度に市民は嫌気がさしているのに、
テレビでも市民のバンダに対する生の反対の声が出ているのに止められない政党。
アホ過ぎるぞ!

まぁ、そんなアホ達はほっといて・・・・
日本にてローンで購入した新品自転車も持っていたし、
何か乗り物を見つけなければならず行き着いた先が、
先の他人事のように見ていた人力車!
800ルピー+水+チップ50ルピーで自宅まで行きました。
時間は1時間半。
登り坂は全て降車の上押しました。

ひとつリクシャーならではの発見!
道中「ルパン・レストラン」なるものを発見しました。

12月15日統一テーマ「冬の朝@XXX」

2005年12月18日 | ネパール
さぁ、宿題をまとめてやったるでぇ~
※そういえば、夏休みの宿題もこんな感じでまとめてやってたなぁ~

いや、今回の話題は夏ではなくて「冬」

統一テーマブログ第9弾。今回のお題は、
冬の朝@XXX(<お気に入りの場所)
です。

私のネパール「冬の朝」と言えば・・・
やっぱりカトマンズの冬と言えば「霧」かなぁ。
10年前に比べたら霧の発生率と濃度も低減してるけど、
やっぱり「霧」ですね。

街中に入ると更に霧っぽくないのですが、
それでも自宅周辺の郊外なんかは、濃厚な霧が今でも楽しめます。

早朝、ミルクの様な濃い霧が包む中、
アホほど早起きのネパール人達が漫ろ歩きで仕事に向かう。
これも又ネパール生活の風物だと思います。

自転車好き(って言うか乗り物好き)の私は、
冬の自転車ツーリングも大好き!
現地の人間は自転車ツーリング(Biking「バイキング」と言う)といえば、
上り坂を目指すのですが、上りきったところはホレ、雲海の見える場所。
本当にカトマンズの創世記神話を彷彿とさせる光景が眼下に広がります。
彼らの背中ばかりを見ながらの登攀を終えた屈辱感を噛み締めながら、
視界を遮る滴り落ちる汗を拭いながら眼下の雲海を愛でる。
これもまた一興です。




12月1日のお題目「ネパールから見た日本」

2005年12月18日 | ネパール
いやいや、12月16日にやっとネパールへ参りました。
ほぼ一ヶ月の日本滞在、楽しかったけど・・・忙しすぎやわ!

この煩雑さにここ2ヶ月ほどブログ更新なんて脳裏にも過ぎりませんでした。

で、本日ネパールに戻って最初のブログ更新!
先ずは共通お題目からやっつけましょう!

12月1日の共通お題目!
「ネパールから見た日本」

もう、これ!
今回ネパールへ戻ってきて一言言いたい!
「日本の生活は急がしすぎるっ!」
これ、前々から思っていた事なんですが、
日本ってGDPでは世界でもトップレベルなのに、
なんでこんなにサービス残業してるんやろう?
きっと、日本の前後に位置する順位の国々は残業代もらって、
その位置につけているんだろうなぁ。
日本の繁栄は残業代を得る事の無い利他的奉仕によって成り立っているのでは?
こんな、同じ土俵に立たずして世界2位とか言ったって、
悲しいなぁって思います。
ネパール人のほうがもっと余裕のある生活をしているなぁ・・・・
って、空港から人力車にて帰宅する途中、
ゴザひいて道端で昼寝している婦女子を見ながら、
思いに耽るのでした。