カタバミ女史の疑問だらけの帳面(ノート)

ここは静岡県伊豆地方のとある所。自然と日々の暮らしの中で感じた疑問等を書いて行くバラエティ・ブログ。

永遠のさよならになるかと思った・・・

2007年07月07日 17時29分15秒 | 猫っち話

 金曜日の朝早く、お都貴さん母子を玄関先に出しておき、
もうひと寝入りしていました。
母親も付いているし、まさか遠くへはまだ行けないだろうと
思っていました。

 でも、一時間半程して虎子が激しく鳴くので、
起き上がって戸を開けると、虎子一匹だけで、
他の猫は謎の古代遺跡のように、忽然と姿を消していました。

 しばらくすると、お都貴(ツキ)さんだけが一匹で帰って来ました。
私はお都貴さんに、
「他の子はどうしたの?探してきて」と言い、
お都貴さんは外へと戻って行きました。
またしばらくして帰って来ましたが、
パンダと貴路(キジ)は連れていませんでした。

 しまった~!
となりましたが、一旦いなくなった子猫を探し出すのは、
ほとんど不可能だという事を今まで何度も周囲の例で
見ていますので、
しばらくすると「こりゃダメかな…」と
早すぎる諦めモードへと突入。
 それでも何とか、ゴミ捨ての時に、通り道や
家の周りを探してはみましたが、
見つかりませんでした。

 せめて、いい人の庭先に迷い込んで、
拾われたらいいな―と思いました。
小学生の早い子はもう登校中だったようで、
いい子に拾われて、クラスメートで飼ってくれる
子がいたらいいのに…とか考えたりもして。

 カラスやトンビにさらわれたとか、ヘンタイ青年から虐待とか、
猫嫌いの人が庭先に仕掛けた毒物を食べて死亡だなんて事は
考えたくありませんでした。
そして出勤時間となり、仕方なく玄関の戸を開けて、ちょっと歩いた所で―。

 
 何と、いました二匹とも、ギリギリで見つかりました。
よかったぁ~っ!!
急いで二匹をつまんで行って、家の中に入れました。

 三匹の子猫には、つねづね「赤ちゃん時から人間に慣れていれば、
いざという時には、いろいろ可愛がってもらえやすいし、…でも、
自分に良くしてくれる人とそうでない人を見分けられるように
しなさいよ。」と言ってはありましたが、
突然の別れが来たと思った時は、
やっぱり心での納得はできていなかったのだなと
分かりました。

 その日の夜、二匹は最初の内は二匹同士で、
最終的には虎子と一緒にすやすやと眠って
いました。
もう、しばらくはベランダにしか出さないようにしようと
思っています。

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