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カタバミ女史の疑問だらけの帳面(ノート)

ここは静岡県伊豆地方のとある所。自然と日々の暮らしの中で感じた疑問等を書いて行くバラエティ・ブログ。

春の花・華コレクション2023/日陰でも華やかなアルストロメリア

2023年05月11日 07時09分23秒 | 植物


 日陰でもひっそりとは
咲いてないアルストロメリア。

 人家の庭や花屋さんの
切り花として
居る場所居る場所を
華やかにしています。

 アマドコロとは別の
道路の端の竹林で
見つけました。
こっちはドーンと自分から
居場所を宣伝してましたよ。

 見てみて!って。

 この植物も派手な見かけの割に
日陰っぽい場所の方が
本当は好きだな〜って感じで、
健康で楽しそうに、
野性味も漂わせて咲いていました。

 何か
「竹さん達のアイドルしてます!」
みたいなノリでしたが、
こちらも球根で増えるのだそうで、
どこからかツアーでやって来て、
そのまま住み着いて
しまったんでしょうか?

 







 

春の花・華コレクション2023/ひっそりアマドコロ

2023年05月10日 06時50分03秒 | 植物


 道路の脇に小さな竹林があって、
境目に生えている草の陰に
小さなアマドコロが
単独で生えていました。

 この植物は種では無く
根で増えるので、
どこからやって来たの
でしょうか?

 それとも、仲間が減って、
この場所では最後の一株、
絶滅の危機真っ只中
なのでしょうか?

 何とか2→4→8→16と
これくらいまでなら
ここで増えて行ってくれれば。

 こういう草は保護して
家で大切に育てようとしても
枯れてしまうんだろうから。

 そっとして、
側のゴミだけ拾って帰りました。




 

春の花・華コレクション2023/ニオイバンマツリ

2023年05月07日 08時05分56秒 | 植物


 この木の花、
毎年今頃の時期に見ると
不思議に思っていた。

 どこで見てもそうだから、
そういう遺伝子持ってる
種なんだろうか?と。

 普通は一つの木で
全部同じ花色で咲くのに、
この木は青紫系だけど
濃さが違ったり、
白いのも混ざってたりして、
本当に不思議だと。

 そう思っていたら、
青紫で咲いたのが
白に変わって行くとの事。

 紫陽花みたいに
色変わりする花
だったんだね。


 


春の花・華コレクション2023/ボリジを見た事ありますか?

2023年05月05日 18時19分25秒 | 植物


 ハーブに凝っていた時期がありました。

 約500種を豊富なカラー写真付きで
紹介した事典も買って、
今でも時々見ていますが、
見るだけでも、
名前を覚えるだけでも、
楽しい本です。

 その中にボリジという、
名の響きが珍しい花が載っていました。
外観も綺麗なブルーの花に
毛むくじゃらで、
とてもインパクトがあったのです。

 この間、初めて本物を見ました。
思った以上に毛だらけでした。

 これ、食べられるって信じられます?
葉と茎はキュウリみたいな味で
天ぷらにすると美味しいのだそうです。

 花も彩りのために
お菓子に飾ったり、
サラダに入れたりする事があるそうで、
食べても全く問題無しとの事でした。

 …けど、私は鑑賞専門でいい。



 

春の花・華コレクション2023/清楚な日陰草

2023年04月29日 16時02分49秒 | 植物


 晴れると暑くなる日が
出て来た今日此頃。

 川端にある花壇の
日陰になっている所で
シヤガが一輪だけで
咲いていました。

 元々日陰草なのですが、
日差しが強いと
日陰で涼んでいるかのように
見えてしまいます。

 古くに中国から渡来し、
江戸時代には普通に見かける、
どっちかっていうと
風流な花だったようです。

 室町時代の明貿易関係者で、
この花好きの誰かが持ち込み、
そこから増えて行ったけど、
安土桃山時代には人目に留まらず、
江戸時代になってから
「あ、あるな」
なったんでしょうか?

 中国では「胡蝶花」と呼ぶ
らしいのですが、
確かに黄色と濃い青の模様が
蝶々のようです。





 

春の花・華コレクション2023/集合体の謎④ 生命力と繁殖力への怯えからなのか?

2023年04月28日 07時48分05秒 | 植物


 この花の写真を見て
恐怖を感じますか?
川の中に群生して、
春に花が咲くクレソン。

 花の集合体でもこれは
何かざわざわとした恐怖を感じます。

 もう食材向きではない
固くて細い葉っぱが
びっしりうねうねしている
からでしょうか?

 生命力・繁殖力の強さへの
怯えなんだろうか?

 この植物としては一番美しくて、
それを讃えなくてはならない
時期だというのに。



春の花・華コレクション2023/ドデカオオバコ

2023年04月26日 12時23分06秒 | 植物


 昨日のリナリアとマツバウンランは
共にオオバコ科で、
リナリアはウンラン属、
マツバウンランは名前に同じく
マツバウンラン属です。

 写真の草はアスファルトの道端に
生えているのを時々見かけますが、
ヘラオオバコ(イギリスオオバコともいう)
だそうです。

 こちらはオオバコ科オオバコ属です。
帰化植物で普通のオオバコより
ずっとガタイが良く、
日本古来のオオバコの仲間だとは
調べてみるまで全く
分かりませんでした。

 オオバコは「大葉子」と書くそうです。
だとしたらヘラオオバコは
大オオバコ、ビッグオオバコ、
ジャイアントオオバコ、
ドデカオオバコと
いった感じでしょうか。

 ただ…もしかしたら、
茎が細長いので草相撲したら
ヘラオオバコの方が
ジャパニーズオオバコに
負けるかもしれません。







春の花・華コレクション2023/リナリアとマツバウンラン

2023年04月25日 18時38分49秒 | 植物


 街の中で見かけた
華やかな園芸種の花。
リナリア(ヒメキンギョソウ)
というらしい。
これはまさしく
美しいドレスを着たお姫様。

 

 こちらは春の野を可憐に彩る
マツバウンランという雑草。
休耕地によく群生している。

 とあるアパートの庭が
お花畑のようになっていたのを見て、
羨ましいと思った事もある。

 どちらも同じ仲間同士で、
何故かオオバコとの繋がりが
あるらしい。

 

 

春の花・華コレクション2023/可愛い花だが実は毒草だった

2023年04月21日 09時32分36秒 | 植物


 毎年、
「あ、またこの花咲いてるな」
と思いつつも名前を調べない内に
花の季節が終わってしまう草がある。

 ナガミヒナゲシもその一つで、
毎年「ポピーの仲間だろう」
で済ましてしまっていた。


 草ボウボウの休耕地や、
オーナーがものぐさ者の駐車場や、
住宅地の塀や道路の電柱の下
でも見かける度が高い。

 美麗さ偏差値も相当高く、
逃げ出し園芸種か?
と思っていた時があったくらい。

 それで、
「あー綺麗」なんて摘んで無くて
良かった。
⚠ 触るとかぶれる ⚠
ってさ。