先日、お寺の祭壇に飾る金属製の「蓮の花」を「造花」と書いてあるHPを見つけました。
確かに間違いではありません。紙も木も石もプラスティックも粘土も皮革も、それを材料に
お花を作れば、それは「造花」と呼んで間違いではないと思います。
しかし現在、「造花」という名を聞けば、布製のアレだなと思い浮かべる方が
圧倒的に多いと思います。
何でもWikipedia(ウィキペディア)検索をする癖がある私は、改めて
ウィキペディアを見てみましたが、ちょっと説明が滑稽でした。
諸説ありますが、大正時代にはそれを作る道具はあったようです。
マーガレットハウスでは極力「アートフラワー」と呼ぶようにしていますが、
それはマーガレットハウスが「深雪アートフラワー」門下として立ち上げた“店”
だからです。その創始者の飯田深雪先生が、自分たちは“深雪アートフラワー”
という名を使うので、それ以外の世間一般の皆様は“アートフラワー”という
名前をお使いください、とのことで開放一般化していった呼び名です。
※“深雪アートフラワー”と“アートフラワー”は異質なものです。
しかし、世間では「造花」という呼び方が主流で、「アートフラワー」と呼ぶ方は
少数のような気がします。「布花」や「染の花」などと呼ばれるグループ様も
いらっしゃいますが、「造花」より遥かに良い感じだなと思っております。
ご関係の先人の方々が早い時期に何かおしゃれで素敵な名前をお考えくださったら
良かったかなと思っておりますが、マーガレットハウスは「アートフラワー」
と、呼ばせていただきます。
※artificial flowers はただ「造花」の直訳なので悪くはないのですが、
“りんご”を“アップル”と呼ぶのと同じことですから、もうひと捻り欲しかったかな
と、思っております。(個人的に)
また、若いママたち、お子様に“ウソ花”“ニセモノ”と教えるのだけは、できれば
止めていただきたいなと思います。
(本日の投稿は違う形でこれまでにも何回か投稿させていただいております)
さて本日は、掛け置き兼用「ご新築祝い」のオーダーアレンジをご紹介します。
長さ90センチのフレキシブルバインをベースにした、アレンジです。
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「10年振りのお教室」のお知らせ
1985年から2006年まで静岡西武で行われた「日曜自由工房」が
静岡松坂屋で復活しました。お稽古サンプルと詳細はこちら。
それぞれ、1回限りの単発レッスンです。
定員になり次第締め切らせていただきます。
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こちらがマーガレットハウスのインスタグラム入り口です
お花自体をご自分で白い布から染めて作ってみたい方に
「深雪アートフラワー材料のページ」が、リニューアルしました。
アートフラワー材料とは白い布をカットして染めてコテをあててお花を
お作りになる方々の材料です。現在国内でも品揃えよく取り扱っているショップが
少なくなり、皆さん、販売店探しにお困りのようです。
そんな方が貴方のまわりにいらっしゃいましたら、是非ご紹介ください。
「コサージュのページ」もリニューアル完成しました。
松坂屋・静岡店 北館2階 マーガレットハウス
ブログ掲載の作品も通販させていただきますので、お気軽にご相談ください。
ご相談には「お問い合わせ・メールフォーム」を用意いたしましたのでご利用くださいませ。
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「花言葉」
ご自分が生まれた月日の「花言葉」をお調べになりたい方はこちらにどうぞ、
1年365日、1日1日に花言葉があります。楽しいですよ。
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ブライダルブーケやコサージュのブログ
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