ここのところ、ちょっと絶好調の「小鳥と森仲」。
今日、また補充の品を作っている時のことです。
売り場の中央に専門用語でアブストと呼ぶガラス棚の什器を2台
背中合わせに並べてあり、その1番良い場所に常に「小鳥と森仲」を6個
並べてあります。ま、1番目に止まるようにしてあるのですが、その什器の
周りを3周ぐらい回っているお客様がいらっしゃいました。3回とも
「小鳥と森仲」は“スルー”でした。目に入らないようです。
１番自信作が“スルー”されているわけですから、何か理由があるに違いない。
「お客様、どんなものをお探しですか？何かプレゼント用ですか？」
「はい、プレゼントです。退職のお祝いなんですけど。ご出産退職なんですよ。」
「な～～～～に～～～～、（何でスルーなのよ）」
ここから長々のご説明。
「お客様、もしかしたらこのアレンジはお子様用に感じられたんじゃないですか？
これ、年齢の幅が広くて、癒し系アレンジとして段々高齢化しているんですよ、
この鳥の巣の中をご覧下さい、何が入っていますか？」
「タマゴ」
「そう、卵ですよ、ご出産ですよ、それを森の仲間たちが集まってきて
お祝いをしているんですよ。正にドンピシャなんですよ。」
ということで、初め他のアレンジのオーダーに向かっていた気持ちが
Uターンとなったわけで、「説明を聞かなければこれにしなかったと思う
本当にぴったりだったんですね、ありがとうございました。」
お選びになったのが、アヒルと子供のアヒル3羽、うさぎさんの頭にヒヨコ、
そして、タマゴが3個、合計7羽の赤ちゃんがセットされているものになりました。
沢山のお話し、大事ですね。
※「小鳥と森仲」とは「小鳥と森の仲間たち」の略です。
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