大河ドラマ どうする家康
を見ていて
こんな家康ってあるウ❓
と思ってイライラしてしまうのですが、考えたら桶狭間の時は家康19才。8才で今川家の人質になってはや11年。その間、今川義元にも大切に扱われ、教養も身につけ、今川家の人たちと和気あいあいと過ごして来たんでしょう。
父親を亡くし母親とも生き別れ、戦国時代といえども家族を知らない家康にとって、今川家が家族みたいなものだったのですね。家康にとっては幸せな10代だったのかもしれません。
今でいう、小学校、中学校、高校と今川家で育ったのだから、その影響は絶大なはず。だからこそ、晩年、大御所となってから江戸から駿府に帰ったんですね。そして、そういう幸せな青春時代を送ったからこそ、江戸時代のような戦のない平和な社会を作りたかったのかも。ー
家康と言えば、信長、秀吉の名だたる家来からの家康しか知らなかった私にとって、このドラマの家康は、そうだったのお❓と若干とっつきにくい所もありますが、今川の庇護の元で育った家康が徐々に大将になっていく、という青春物語だと思って見ています。
でも、そういう設定だとすると、もっと幼少時代の話も入れてくれないと、家康の今川好きのところが伝わってこない。
今はただ、妻子の元に帰りたいだけのおバカな、戦国時代の世間知らずなお殿様、ぐらいにしか思えない、、、。
2話で、幼い竹千代が出て来ましたが、この子を中心にした今川時代の話が出てくるのでしょうか❓
3話で野村萬斎さんの今川義元が出て来ましたけど、これからも出番がある、と期待していいのでしょうか❓
家康にとっては幸せな駿府での暮らしを覆してしまった桶狭間の戦い。同時に、父とでも慕っていただろう今川義元との突然の別れ。頭の中がごちゃごちゃになっているのに、どうすればいいのかどっちに行けばいいのか、決定して部下に伝えなければいけない、なんて、当時の家康さんは大変だったんだろうな、とあらためて思いました。逃げるわけにもいかず、、、。
桶狭間はまさに家康にとっては重大な転機となりました。もちろん日本の転換期でもありますね。
こうなったらあなただったらどうする❓と視聴者に問いかけているドラマかも。
兵糧や備蓄の大事さ、武士だけでなく農民を集めた兵、騎馬ではない泥臭い戦い、武具を奪われ売り払われる討死者、裏方の実務、首桶と首見分、妻も子も見捨てねばならぬ決断、主人公ですら裏切らねば生き抜けぬ戦。
— かかまつ (@kakamatsukk) January 22, 2023
初心者向けと言われるけれど、戦国をきっちり書いている大河です。#どうする家康
元康(家康)は生涯にわたって今川義元を尊敬し続けた。後に大大名になってからも上洛のたびごとに桶狭間を通過する際は義元の墓の前で輿を降り礼儀を尽くしたという。#どうする家康 pic.twitter.com/QoY7DzgzpQ
— 令和の土星人。'23@ワクチン4度接種&インフル接種完了 (@4568Ts) January 22, 2023
追記)
ドラマの中で出てきた、瀬名さんの手紙。足型なんて押してあって、当時にあんな手紙なんてあったの❓と思ったら、本当にそうだった。
登場した #瀬名 から #家康 への手紙を翻刻してみました
— 岐阜関ケ原古戦場記念館 (@gifusekimemo) January 22, 2023
・駿府の皆は元気であること
・子供らは健やかに成長していること
・家康の帰国を心待ちにしていること
などが述べられ小道具ながら子供の手形や押花が添えられた素敵な手紙です🌺
当館で展示中です
ぜひお越し下さい(月曜休館)#どうする家康 pic.twitter.com/nvfwmislpR
奥様からこんな可愛らしい手紙もらったら、19才の家康くんは早く家に、瀬名や子供の元に帰りたい、思うのは当然かも、なんて思いました。