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森喜朗会長騒動 まだまだ続く--- 会長にはこの人しかいないと思うけど。

2021-02-07 11:41:00 | TOKYO2020
テレビをつければ、まだまだ森喜朗会長失言問題❓が続いています。

全文を読めば森さんの意図するところではない、とは言われていますが、全文を読んでも、今回の森さんの発言は女性蔑視以外何者でもないと思うのです。

ご本人が自覚していなくても、根底に「女性なんて」と思っているようなところが随所にあると思われるこのスピーチ。
喋っている時と文字起こしの文を読んだ時に受ける感じは若干違うと思いますが。

まずのっけから

女性理事を4割というのは文化省がうるさくいうんですね。

というところ。
これって、女性なんか委員に加えたくはないけど、上が命令するからイヤイヤながら委員にしてやってる、と思っているだろうという感じを受けてしまいます。
4割も女を委員にしろだってさ、と思っているんでしょうか。

それに、

女性っていうのは優れているところですが競争意識が強い。

とか

私どもの組織委員会にも、女性は何人いますか、7人くらいおられますが、みんなわきまえておられます。みんな競技団体からのご出身で国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりです。ですからお話もきちんとした的を得た、そういうのが集約されて非常にわれわれ役立っていますが、欠員があるとすぐ女性を選ぼうということになるわけです。

とか、だからなに❓
という感じしか湧いてこない。

どういう流れでこのようなスピーチをすることになったのかはわかりませんが、公とも思われるスピーチの中で、女性だからどうのこうの述べること自体が、時代遅れのような感じがする。

女性だから褒めてやってるんだぞ、と思ってるんだな、という印象を受けてしまう。

こんな表現こそ、男女共同参画とかいうものに反しているように思えます。

今の時代、ホントにこれはダメ❗️

ウチの女性委員は素晴らしいですよとか公に言われて、実際の女性委員のみなさんはなんとも思わなかったのでしょうか。
私なんか、何言ってんだよコイツって思っちゃいそう。

確かに、女性であることに甘えてプロ意識に欠けているような人もいたり、そういう女性の行動に困っているような話を聞く事もあります。

が、今のご時世、女性だからどうのこうのを公に言うこと自体、男尊女卑的な匂いを感じてしまう。
そういうことはすべて、個々の問題、だと思う。

今回の「事件」で、私はトップが公の場で、性をともなった発言を絶対にすべきではないと思いました。

小池百合子さんに、女性ながらしっかりやってる、なんて言えますか❓
エリザベス女王にも女だけどよくやってる、と言えますか❓
ヒラリーに女でもよくやった、って言う❓

もっと性別ではなく個々人の活動に目を向けてほしい。男性委員も平等に。

でも、オリンピックに関しては、今までの経歴を見ると、森さんしかいないんですよねえ。
オリンピックのためにはしょうがない。

が、世の中はまだまだ男尊女卑という事がよくわかった今回のスピーチ。
そりゃ、外国の人も怒るでしょ。