LOVE - GOLDEN APPLE

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イタリアの医療事情

2020-03-22 10:23:00 | コロナウイルス





外務省のホームページのイタリアのところには、このように書かれています。

イタリアの医療には,国民皆保険制度による保険医療と,保険外診療である自由診療があります。国民健康保険に加入すれば,在留外国人でも比較的低額で公立病院を受診できますが,公立病院はいつも混雑して待ち時間が長く,手続きも煩雑です。公立病院の中にも予約制の自由診療を提供しているところがありますが,日本の医療サービスに慣れた邦人は戸惑うことが多いようです。

へえ〜、イタリアも国民皆保険なんだ、と驚いた。だったら、コロナウイルス 新形肺炎でも問題ないのでは、と思うのですが、ここ最近は財政難で、

イタリアでは過去5年間に約760の医療機関が閉鎖。医師5万6000人、看護師5万人が不足

だということ。
さらっと書いてありますが、760もの医療機関が閉鎖って普通の人たちは困らないのだろうか、と普通に心配してしまうのですが、医師やら看護師も不足の意味がわかりません。医学部も足りないのでしょうか❓それともみんな海外に行ってしまうの❓

もし、日本で同じようなことが起きたらどうなるのか。

昨年、厚生労働省から次のような指令が出ました。



儲かっていなくても、中には地元にとっては必要なところもあり、議論になりました。
この424病院が全て閉鎖になるわけではありませんが、公立病院の規模を縮小せざるを得ない状態に日本もなっているようです。

が、公立病院って一般病院とは違い、なんとなくサービスが悪いような印象もあるので、もっと現場の努力も必要とは思いますが。病院の公務員も、親方日の丸的傾向が見られます。職員が冷たい、無駄な職員が多すぎるとか。(聞いた話では、救急車から患者さんをおろすだけの職員もいたとか。民間だったら、信じられない話です。)

というように、日本でも多くの病院が閉鎖になるかもしれない状況にあると思います。
もしそうなったら、イタリアのような状況が日本にもくるのか、それも心配。

今はコロナウイルス 騒ぎで、424病院の話は宙に浮いているかもしれませんが。

アメリカも着々と感染者が増えているようで、今後の状況に戦々恐々としているようです。
というのも、医療費が高すぎてみんながみんな、受診するとは限らないとか、カリフォルニアだけでも6万人ものホームレスがいて、その人たちが感染したら大変なことになる、とか言われているようです。
それに、医療保険も持っていないような人たちはどうしているんでしょうか。






適切で万人に行き渡る医療の提供が不可欠な社会になっています。