超スローカーブ

更新が遅れても仕方ないと予防線を張ったつもりの、私ことブリダイが世相や身近な出来事について斜め切りしたごった煮

プリンターのこんなエラーって知ってました ? (その2)

2018-11-26 18:35:55 | その他
 前回からのつづき

 無事、廃インク吸収パッド部を見付けられ、取り外すところまで出来た。
 この廃インク吸収パッドの受け物は長方形で中央近くに廃インクが排出されるのを受けるプラスチックのタンクがありその周りにスポンジ状のものがいっぱい敷かれていた。
 まず、このインクを吸って真っ黒になったスポンジをピンセットで取りナイロン袋へ、そしてゴミ箱へ。
 このスポンジに変わるものとして、カミさんが使う化粧用コットンをぎっしり敷き詰めた。
 これで、廃インク吸収パット部は仕上がり元の位置に戻した。

 廃インク吸収パッドの吸収されたインク量はどの様に検出しているのかは不明であったが、その部分にはセンサーらしいものは見当たらなかった。
 因みにここでプリンターの電源をONにしてみたが、想定通り直ぐに前のエラーコメントが表示されロック状態である。

 そこで、このロックをリセットするために、ネットにあった有料のソフトが必要になるのだなと理解した。
 このソフトの価格は 999 円と高くはないのだが海外版とのこと、なので何となく大丈夫だろうかとかウィルスはとの不安も少し頭をよぎった (笑)
 そんな事もあって、このリセットソフトのことを少し調べてみると何のことはない、米国のエプソンからのものらしいと分かり安心する、ただ当たり前ではあるがすべての説明書きが英文とのこと、こちらは自信はないが何とかなるかの思いであった。

 そんな事などをいろいろネット上で調べていたら、何と無料版も
あった。たとへ 999 円とそう高くもない価格でもこれが、無料ソ
フトがあると知るとこちらの無料版でいいかとの思いが…。
 と思いながらも「タダほど高いものはない]との少し筋違いの格言まで頭をかすめた (笑)
 この無料版、ソフト名が私の型名と違うのだが、これはエプソンがある国には型名を変更して販売しているから、そんな名前になっているとのこと、その国からのルートで流れて来たリセットソフトらしい事まで分かったきた。

 さらに調べると、このリセットソフトは Windows 7 では動作したが、Windows 10 では動作しなかったとの報告もあった。
 この記事を読みながら、私のパソコンは Windows 10 なのでダメだけど、娘のノートパソコンは Windows 7 なのでこれを使えばクリアーするかなと。
 ところが、次の記事を見付けてガクッときた。
 プリンターのファームウェアのバージョンも関係するらしい。
 それはあるバージョンからメーカーの方で、この様なリセットソフトが働かないように対処されたとか。
 私は普段からプリンターの機能が少しでも向上されるならと、バージョンアップの通知があるとすぐに更新していた。
 ファームウェアの更新内容にそんな事も含まれているのかと、笑うしかなかった。

 こんなことで、この無料版はダメとわかった。

 そんなとき楽天で別商品を購入していたら、楽天にもリセットソフトが売られているのかその広告があった。
 今は大した時代で何か調べものしていると、それが欲しいのかと関連する広告が勝手に現れる。

 これを開いてみると、日本語の説明書きで、Windows 10 にも対応していて。価格もほんの少し高い 1080 円。
 支払いも楽天ならすでに登録済なので簡単だし、何よりも日本語表記なのが助かると即これに決めて発注した。

 リセットプログラムの販売なので、パソコンに直ぐに届くのかと思いきやそうでもないらしい (案内にはその様なことが書かれていた)
 カミさんからは、まだかまだかの催促の掛かるなか、ソフトを送信してもらわなければどうにも対処できないとイライラする。

 結局、翌日昼前にメール見てみたら届いていた。
早速、このリセットプログラムをダウンロードしてみる。

 このリセットプログラムを行うにはワイハイ接続ではダメで USBケーブルで行うとのこと、このケーブルはどこにしまったかと、探しだしてこれで接続する (ヤレヤレ)

 その他にもいろいろ注意書きが…。
・このソフトの使用は自己責任です、結果に関しては責任は負い兼 ねます。
・パソコン、プリンターの知識のない方は止めてください。
・電話、メールでのサポートは一切しません。
等々、私の心臓を悪くさせるようなことが書いてあった。

 念のため 2台のモニターの片側に楽天からの画面にして説明書きを映し出す。もう一つのモニターでプログラムを起動させた。
 初めのうちは説明書き通りに進み指示通り操作していった。
そして、ある画面てリセット解除キーを入力するようになる。
 本日メールで届いたこの 16 桁の解除キーが 1080 円 と云うことになる。
 この 16 桁の解除キーを間違えないように入力する、すると、画面が変わったのだが、ここからが説明書きの画面とは違い、おまけに全部英文になってしまった。
 一瞬ドキッとしたが仕方ない、今さら後戻りも出来ず前進あるのみと何とか次々にクリックしていく。
 いくつかの画面をこうして切り抜けるとどうやら終わった様な画面になった。
 ここで説明書きにある、プリンターの電源を切り再度入れて下さいとの案内に従いやったみた。

 すると、これまで、直ぐに出たエラーメッセージの画面ではなく、今まで通りの見慣れたメニュー画面がでた。

 あぁ、これで直ったと思ったのも束の間、ピーと音がして画面にはプリンターエラーの表示が出てしまった。

 すぐに、プリンターエラーとはどう言うことかとネットでチェックしてみると、何と紙詰まりとかインク詰まり以外のその他諸々の不具合をまとめてそう表示するらしく、どこがどう悪いのかは不明とのこと。

 一難去ってまた一難となってしまった。

 紙詰まりであってもプリンターエラーの表示のときもあるとのことだったので、入念に紙の経路をチェックするも異常なし。
 あとどこをチェックしろと云うのかとボヤキながら、吸収パッドの在りかを探すときにあちこち分解したのが悪かったのかと、分解したところを再分解して注意しながら組み戻した。
 恐る恐る通電してみたが、メニュー画面から一拍おいてピーの音がして画面はプリンターエラーの表示。

 こうなると、プリンターの詳しい情報がないので私等ではこれ以上の対処の仕様がない。
 
 今度こそ買い替えかと、そう云えば先ほど郵便でエディオンの感謝祭の売り出し案内が届いていた。
 タイミングが良すぎるのに腹が立つ。
 しかも、1080 円で解除キーを購入してからのことなので。余計に腹が立ってきた。

 このあとの事をどうするか、コーヒー飲みながら思案した。

 直ぐにでもプリントアウトしたいものもあり、これ以上延ばせられない、買い替えるかと。
 そうなると、互換インクの買い置きが 3 セットあるので、出来れは今使用している型番の互換機をと、ネットでチェックしてみる。

 互換機は EP-807A と分かる。
すぐに、エディオンからの案内を広げたが、このプリンターは安売りの対象品ではなかった (残念)

 ちょっと待て、廃インク吸収パッド部は電気系統が何も無かったのでまだ再チェックしていなかった。
 まぁ、関係ないだろうが、ビス一本で開けられるとプリンターを横にして開けてみた。
 何と、何と、紙送りのギャーに廃インクを吸収するために一杯押し込んだ化粧用コットンが自身の復元力で盛り上がり、このぎゃーに噛み込んでいたのだ。

 急転直下、まず間違いなくこれが原因だったと分かる。とたんにうれしくなってきた。
 ピンセットで噛み込んだコットンを取り外す。

 調べているあいだ何度も電源をオンオフしていたので、その都度インクが空流しされていたのですでにコットンの一部は黒く変色していた。
 この吸収パッドを元通り取り付けて、電源を入れてみる。

 今度こそ直ったと、カミさんに何かテスト印字するからデータ送ってと伝える。
 ところが、ここでまたエラーが出て止まった。

 恐る恐るプリンターの画面を覗くと、青色のインクが無いとのこと。
 どうやらチェック中の度々のインクの空流しでインクが無くなったようだ (笑)
 この事は途中で気付いて以後はインクカートリッジを取り外してチェックを行ったいたのだが少し遅かったようだ。

 交換インクはあるのですぐに交換して再度試みる。

 今度こそ本当に直った (ホッー)

 いろいろプリンターをタッチしたので、設定画面でインクのクリーニングとヘッドのギャップ調整を行い再度テスト印字する。

 心もち、以前よりきれいな印字になった様だ…

 以上長々と私の失敗 ? 顛末記を読んで頂きありがとうございました。
コメント (2)
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プリンターのこんなエラーって 知ってました?

2018-11-24 20:14:09 | その他
 ワードの文書中の写真に青の横スジが入るので、プリンターのヘッドのクリーニングを行っていたら突然『廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました。エプソンの修理窓口に交換をご依頼ください』とのコメントが出てロックされてしまった。

 エェッ!と思いつつ、電源をOFFにして間をおいて再起動したが、直ぐに上記と同じコメントの画面が出てプリンターロック状態になった。

 これまでに何台もプリンターを乗り換えてきたが、一度も経験したことがないエラーであった。

 突然のエラーコメントと書いたが、厳密には前日に「まもなく廃インク吸収パッドが一杯になる」と云う様な意味の予告コメントはあった。
 しかしそのコメントの意味することをよく知らないうえに詳しく読まないまま、また何か言っているわと軽くスルーしたが、これが今回のエラーに繋がったようなのだ。
 だが実際のところ防ぎ様のない予告であった様な気もする。

 エラーコメントの内容から、ヘッドクリーニングしたときや起動したときにインクジェットプリンターなのでインクを噴出しているのは知っていて、当然そのインクはタンクの様なモノで受けていているものと、そしてそのインクは蒸発していくものと漠然と思っていた。
 それがコメントによると、排出されたインクは吸収パッドに溜まり、その量が満杯となり、これ以上使用すると内部にこぼれるので使用できませんとのことの様だ。
 確かに今年は自治会の役員となりプリントアウトする量が増えたこともあるなぁと思いつつも、今日もまだ印刷する文書があり、またもうすぐ年賀状の印刷も控えている、こんなタイミングで初めてのエラコメントに出会いプリンターはロックしてしまいあせった。

 早速ネットで調べてみるとチャンとあった。
 私には初めてのエラーコメントでしたが、ネットではいろいろとアップされていた。
 私のプリンターは EPSON の EP-804A で、まずチェックしたのは、修理センターに出して修理するのは面倒なのでその気は無かったがエラーコメントにあった廃インク吸収パットの交換品が手にはいるかどうかであった。
 ところが、何と今年の 9月30日までがこのプリンターの部品保有期間であった。
 すでにその期間を過ぎ、なお、「この部品はお客様ご自身による交換は出来ません」とのことまで書いてあった。

 またネット上には、このエラーでロックがかかりうんともすんともしないプリンターのロックを解除するリセットプログラムも有料で存在していた。

 こうなると、ダメもとで修理してやれとの気持ちが持ち上げてきた。

 プリンターをパソコンから切り離して、まず問題の廃インク吸収パットを取り出すか。
 取り出すにもまずそれが何処にあるかである。
 ヘッドが起動時に右端によりそこでインクを空排出しているようなのでその近辺を調べるも分解できそうなビスもなく、またその様な構造にもなっていない。
 一番困るのはビスで止めるのではなく、プラスチックの特性を生かした嵌め込み式になっているかも知れないこと。
 六色のインクカートリッジを外してもそれらしい箇所は見当たらず。
 後部にも側面にも、それらしいビスも嵌め込み式のような箇所も見当たらず。
 関係ないとは思いつつ、前面液晶パネル部やいろいろな所を取り外してみたが、案の定何の収穫もなかった (笑)

 ヨシと勇んで取り掛かってみたものの、いきなりの八方塞がりになってしまった。

 行き止まったので、ここで一息休憩。これは私の現役の頃からの仕事スタイルでもある。

 カミさんに入れてもらった熱めのお茶をすすりながら、ここまでの作業を振り返ってみた。 
 そうだ!まだ見ていない所があった。「ソコまで気付かなかったな」とシャレがでる。
 飲みかけのお茶もほどほどに作業に取り掛かる。プリンターを横に立てて底を見てみる。

 ありました。それらしいビスと切れ込みが。
 そのビスを外してガチャンとそれらしいブロックを外したら、まさにインクを一杯吸い込んだスポンジ状のモノ、思っていたよりもはるかに大きく長い受け物であった。

 何のことはない、「この交換はお客さまには出来ません」を私が勝手に「難しいからあなたにはムリですよ」と解釈していた (笑)
 もし、その箇所を教えてもらえれば、そして交換部品があれば誰にでも出来るのではないかと思える作業であった。
 これは言葉通り「お客様はこの領域までは踏み込まず、修理センターに出してください」と云うことのようですね。

 長くなるのでつづく
コメント
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