写真は五箇荘町を訪れ、通りを歩いていて見かけた
何処のお屋敷の蔵の窓です。
多くの蔵造り建物の窓は写真のような重厚な観音開扉
(かいひ)になっています。
蔵造りの外観で最も目を引くところのひとつです。
窓の扉をよく見ていただくと、扉本体と建物側の枠は
階段状に細工が施されいます。
これは閉じたときの密閉性を確保するための工夫です。
なので、この部分は左官職人の鏝(こて)さばき、腕の見せ
どころでもあります。
乾燥すると収縮する土や漆喰を狂い無くうまく合せる
高い技術がないと出来ない技なのです。
今の技術で、耐火とか密封をするのなら、何か別の
物を使って行うのでしょうが、当時の左官職人さんが
いかに自分の技術を生かして、耐火や密封それに防犯に
まで挑戦されたかがわかるようですね。
蔵には、家財や家宝だけでなく、この蔵を造られた
職人さんの知恵とワザまでが詰まっている感じですね。
当然ながら、蔵の入口の扉にも同じ様に階段状の細工が
施されています。
このようにして、蔵は密封して内部の温度と湿度を一定
に保ち、中の家財や家宝を大切に守っているのです。
何処のお屋敷の蔵の窓です。
多くの蔵造り建物の窓は写真のような重厚な観音開扉
(かいひ)になっています。
蔵造りの外観で最も目を引くところのひとつです。
窓の扉をよく見ていただくと、扉本体と建物側の枠は
階段状に細工が施されいます。
これは閉じたときの密閉性を確保するための工夫です。
なので、この部分は左官職人の鏝(こて)さばき、腕の見せ
どころでもあります。
乾燥すると収縮する土や漆喰を狂い無くうまく合せる
高い技術がないと出来ない技なのです。
今の技術で、耐火とか密封をするのなら、何か別の
物を使って行うのでしょうが、当時の左官職人さんが
いかに自分の技術を生かして、耐火や密封それに防犯に
まで挑戦されたかがわかるようですね。
蔵には、家財や家宝だけでなく、この蔵を造られた
職人さんの知恵とワザまでが詰まっている感じですね。
当然ながら、蔵の入口の扉にも同じ様に階段状の細工が
施されています。
このようにして、蔵は密封して内部の温度と湿度を一定
に保ち、中の家財や家宝を大切に守っているのです。