ぶんずのぼんこ

白河まんが

母と散歩

2009-02-24 09:39:17 | 現実
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仕事の打ち合わせでこの日と違い
とってもキチンとしてた私。
その帰りバスに乗ってると
途中からお婆さんが乗って来た。



お婆さんは、「○○公園で降りて歩いて帰るから。」と
何度も言っている。
そんな公園は聞いた事がないしバス停も無い。

不安になりお婆さんの降りるバス停で私も降りる事にした。





息子にいつも「人に頼るな!迷惑をかけるな!」
と怒られていると言う。
「じゃ、これはないしょね」というと
ニッコリしていた。

お婆さんの名前はキヨさんといい95才位らしい。
キヨさんと手をつないで歩いてると

母を思い出した。



気が付くと、私はキヨさんに
バリバリ訛って話していた。
それでもキヨさんは変わらず
息子の愚痴をこぼしながら

ゆっくりゆっくり歩いてた。




さよならをした後、家に入るまで
ずっとキヨさんを見送った。

キヨさんは、軽い痴呆症だった様だ。
きっと○○公園は以前住んでいた所なんだろう。







私の母は、早朝1人で散歩に出て
虹の向こうまで逝ってしまった。


もう、母と散歩ができないと思ってたのに


キヨさん。私と散歩してくれてありがとう。



その後、家に帰り思い出した事がある。
母にはセカンドネームみでなのがあって
その名前が「きよこ」だった。
「きよちゃん」って呼ぶ人がいた事を
思い出し胸が熱くなった。


母への思いが涙としてあふれる。



母の事は、自分の中で整理ができてから
ゆっくりゆっくりブログに書いていきます。
今は、これが精一杯。

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