【文京区労協】活動レポート

http://bunkyo96kyo.web.infoseek.co.jp/

争議支援ビアパーティー

2008年08月01日 | 文京区労協
 熱帯夜が続く、8月1日(金)の夜、この夏も争議支援のビアパーティーが文京区民センターで開かれました。
 出版・印刷・地域から100名を越える参加があり、和気藹々と、例年通り、今年も盛り上がりました。
 今回も、このパーティーを前にして3つの争議が解決する快挙!一方では、新しい争議も生まれています。


毎年恒例の、という語り出しが恒例になった
争議団・争議組合支援ビアパーティー
今回も大盛況で始まりました


原油価格の高騰に引きずられて
あれもこれも値上げのですが
区労協のビアパーティーは至ってリーズナブル
その訳は、手作り志向とお手伝いが多いからなんです


在文京の争議が少なくなった、と感じる今日この頃ですが
「争議は支援する」区労協の伝統が
多くの争議団を、今回も引きつけました


今回も準備に日中から頑張ってくれた
青年劇場の女優、湯本さんと秋山さん
左は、来年1月の講演の稽古で秋田に戻った
わらび座の権田奈穂さんの替わりにお手伝いにきた、三上梓穂さん


数少ない在文京の争議団の一つとなった
たんぽぽ保育園分会
今日も争議支援の海苔の物販です


圧倒的物量で物販にのぞむ一橋マイスタッフ争議の加藤さん
スギタ争議で伝説と化した
異人堂のカステラと青森のリンゴジュースも健在です


こちらも定番となった
素麺、冷や奴、ドリンクコーナー
たんぽぽ保育園分会、出版争議団、三晃印刷労組が
それぞれ担当です


いよいよ開会
引き締まった第一部の司会は
この様な場の司会に欠かせなくなった
副議長の藤井さん


開会の挨拶をのべる区労協議長の川内さん


特別報告として、出版労連書記次長の高鶴さんから
昨今の出版争議の状況の報告がありました
終わる争議もあれば、始まった争議もあり、もちろん継続中のあります


冷えたビールがぬるくならないよう
乾杯前の話は短くするのが区労協の流儀です
という訳で、副議長の昆さんの音頭で、乾杯!


第二部の司会は、こちらも定番になった
東京土建文京支部の菅原さんと、出版ユニオンの山本さん
式次第はふりが無しでしたが
慣れてきたみたいで、トチリ無しでしたww


盛り沢山の“来賓”の挨拶第一号は
冤罪布川事件の事務局長の中沢さん
東京高裁の再審決定について報告されました


文京のゴッド・ファーザー、米谷さん
この猛暑を吹き飛ばす元気さで、今夜も登場


出版労連委員長の津田さんからもご挨拶
見た目はイカツイですが、案外ユルキャラですw


全印総連からは、加藤委員長が登場
今や印刷の主力争議となった三晃印刷労組を紹介


映演共闘から緒方さんが登壇
目が半開きなのは、寝てるからでなくて
シャッターミスです


昨年夏に、歴史的和解を勝ち取った
東京大気裁判原告団から、文京連絡会の皆さん


駒込病院分会からも訴え
北区労連の野中さんが壇上にいるので
またどっかのタクシー会社と争議でもやってるのかと思ったら
守る会の北区担当とか(汗


今年の区労協旗開き以来
よく顔を出してくれるわらび座の権田奈穂さんが
来年1月に出演する「天草四郎」
いなほちゃんは、その稽古で秋田に戻ったので
かわりに三上梓穂さんが訴えにきました


こちらも最近よく来てくれる、こんにゃく座の相原智枝さん
今夜も美声を披露してくれました


毎度おなじみの青年劇場の湯本&秋山コンビ
今夜は涼しげな格好でお出ましです


毎年のビアパーティで
力強い歌声を披露してくれる国鉄合唱団のみなさん


その歌声をバックに
三晃印刷労組の是村委員長を介して
全都一般代表幹事に土橋さんにオルグする
一橋マイスタッフ争議の加藤さん
今回のビアパーティには
全都一般の皆さんが大挙して参加してくれました


大盛況の書籍コーナー
持ってきた本の半分以上が、勉強熱心な皆さんにお買い上げ頂きました
争議団の物販も相当数が売れた様です
これらの売り上げが、争議団の明日の戦力になります


目立つ蛍光イエローのジャンパーでお揃いの
文京住宅センターの皆さん
笹谷さんが自慢の日向木挽き唄をうなります


勝利報告をする協和出版販売労組の山沢さん
中山書店争議、判例タイムズの堀江さんも
みんな揃って勝利報告です


終わる争議もあれば、これからさらに奮励努力の争議もあります
左から、
全印総連三晃印刷労組
全洋労UIP映画争議団
明治図書争議団
一橋マイスタッフ争議・加藤さん
保育労たんぽぽ分会
明治乳業争議団
りそな企業年金裁判原告団


この人が出てくると、大抵のイベントは終了ですw
区労協副議長の高田さんが閉めの挨拶


猛暑だ値上げだに負けず
団結ガンバロウ!


 企業の都合による一方的な解雇と職場での嫌がらせ、相変わらず続いていますが泣き寝入りせず、たたかえば、必ず支援してくれる人たちがいます。
 今、80年前に書かれたプロレタリア作家小林多喜二の「蟹工船」がどこの書店にも平積みされており、ちょっとしたブームになっていますが、私たちにとって大切なことは「非人間的な理不尽さは許さない」「仲間を信じ、団結してたたかう」ということではないでしょうか。
 今宵も、気持ちよく酔いしれました。

最新の画像もっと見る