【文京区労協】活動レポート

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3.20文京春闘社会保障学習会

2007年03月20日 | 文京春闘
 3月20日夜、文京区民センターで第3回文京春闘学習会として社会保障問題をとりあげました。今回も文京春闘共闘会議と文京社会保障推進協議会の共催で40名が参加。今、話題の「健康格差社会」-何が心と健康を蝕むのか-(近藤克則著:医学書院発行)が話題になっていますが、同じ研究グループの斉藤嘉孝氏を迎え、健康格差社会について学びました。


はじめに川内文京春闘議長の挨拶で始まりました


講演に入る前に地域で起きている事例報告を
3名の方からいただきました
ソーシャルワーカーの河西さんは日々の医療活動から
「国保が払えず保険証がなくなった人の話」や
事業に失敗した人の話がされました


親の代から90年にわたり千石地域にお住まいの宮長さんは
地域での日常活動の中で持ち込まれた遺骨の話しや
福祉葬の話しなど身につまされました
区役所の職員の方からも生活保護の実態や動向が
具体的な数字で示されました


本日のメインのテーマはパワーポイントを使っての講演です
若手研究者でもある近藤嘉孝先生が
「健康格差について」研究結果を話されました
格差が拡大している根拠(貧困世帯の増加)
「健康格差」とは?(所得の高低は健康に関係ある)
結論 1.人間関係、2.「生き抜く力」


さっそく、気配りの昆副議長がトップに質問
そのあと次々手があがりました


話しが話しだけに(健康にも格差)にみんな真剣そのもの


閉会のあいさつは文京社保協の佐々木事務局次長


 「市場原理」やら「競争」など経済的な効率の追及で社会の格差が広がれば」国民の「健康格差」も広がるそうです。
 格差の少ない社会は居心地のよい、多くの人が不幸にならない健康的な社会だそうです。

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