6.24スギタ・谷口さん解雇事件
1日がかりの証人尋問
100名を越える傍聴者で法廷あふれかえる！
1日がかりの証人尋問
100名を越える傍聴者で法廷あふれかえる！
6月24日（金）霞ヶ関・東京地裁710号法廷で、スギタ・谷口さん解雇事件の証人尋問が開かれました。この日の裁判は、２年半前、「社長の悪口を言った」ことなどを理由として不当に解雇された谷口さん解雇事件の全容を1日がかりの尋問ですべて明らかにするというものでありました。
710号法廷（傍聴席54席）。午前10時30分開廷の1時間前から、法廷前の廊下と控え室に支援者が集まり始めました。なんと、開廷時には80名近くになっており、全印総連東京地連の役員さんは、関心の高さを喜ぶやら、法廷内に入れない人への対応やら大忙しの一日でした。
原告谷口さんは、いつもの定番スタイルとは、打って変り黒のスーツに身を包み?、ネクタイをきりりと締め、その風格は、なかなかの男前。やっぱり、決めるときは決めるものですね。
法廷内は、写真撮影が禁止されているため?、全印総連組合員がイラストで、証人尋問の様子をリアルタイムで、描いてくれました。本邦初公開。
AM10:25
法廷の固い扉が開くとともに
原告本人谷口さんが入廷し、原告側席にどっかと着席
AM10:30
近藤譲社長親子と会社側代理人がそろって入廷
組合側代理人もそろい
裁判長、開廷を宣言
原告・被告３名がそろって宣誓
AM11:00
まず最初は、被告近藤譲社長への会社側代理人から主尋問
仮処分裁判の際に提出した
従業員に書かせた陳述書の作成過程を
緊張した面持ちで
近藤社長がたんたんと言いたい放題の証言をして終了
AM11:30
衆人監視のなか
組合側代理人・志村弁護士の反対尋問
陳述書の書き方をめぐり、理にかなった尋問にも
近藤社長は、前もって用意してたかのように
もっともらしく証言
ここで志村弁護士から
「甲32号証」
（当時の工場長との会見の速記録）
を証拠として提出
音声データがあることも言明
法廷内が水を打ったように静まりかえる
会社側から声もでず、裁判長は弾劾証拠として採用した
お昼前までに
近藤社長への主尋問・反対尋問が終了
休憩に入った
PM1:30
午後の部始まる
近藤社長の長男である
秀樹氏（近藤プランニングス役員）への主尋問始まる
PM2:00
息子の証言を熱心に見まもる近藤社長
PM2:45
反対尋問の最終局面で
組合側と会社側の代理人に囲まれ
証言に窮する近藤秀樹氏
PM2:55
本日のハイライト
原告谷口さん本人の主尋問
支援者を背に証言席に着席
PM3:15
組合側、菅代理人の主尋問に
はっきりした口調で、堂々と応える谷口さん
PM4:00
谷口さんへの反対尋問にたった会社側代理人も
「資料がなかなかでてこないぞ」
といわんばかり（？）
PM4:50
裁判長からの質問などもあり
予定の時間をオーバーして閉廷しました
次回９月７日（水）AM10時に
最終弁論・結審の期日が決まりました
7月26日には
和解の打診等もあり、いよいよ大詰めです
ますます目が離せません
閉廷後の報告集会は、５時以降裁判所が使えないため
弁護士会館に移動しましたが、ここでも入りきれず
結局、日比谷公園内で
残ってくれた30名の人が立ちっぱなしで
まとめの集会をおこないました
対策会議の山田事務局長の司会で進められ、志村・菅両弁護士から、法廷でのやりとりのまとめが話され、両弁護士の的を得た尋問に感謝の拍手がおくられました。産別と地域からの連帯挨拶の後、谷口さんからお礼のあいさつ。なみなみならぬ決意で本日の裁判に臨んだ胸のうちを語るとき感極まり、参加者からの激励を受けました。京都から、駆けつけてくださった谷口さんのお父さんも、お礼の挨拶を述べられ、参加者からの拍手に包まれました。
朝から休みをとって傍聴に駆けつけたみなさん、本当におつかれさまでした。
勝利に向かって、もう一回り大きなご支援をお願いします。
《全印総連》
新日本印刷分会、技報堂労組、光陽印刷労組、東伸社労組、情報印刷関連合同支部、共同印刷労組、繊研新聞労組、アサガミプレスセンター労組、日新社労組、凸版印刷労組、みさと製本労組、印刷OB会、岩波書店労組、三晃印刷労組、大洋印刷分会、吉田印刷労組、東京書籍出版労組、童心社労組、平文社分会、あかつき印刷労組、日本機関紙印刷所労組、新協印刷労組、壮光舎労組、全日経印刷労組、ほるぷ労組、写真印刷労組、日刊自動車新聞労組、東京地連、本部
《出版労連》
協和出版販売労組、明治書院労組、東京出版合同労組、出版情報関連ユニオン、日本文化科学社労組、医学書院労組
《MIC》
新聞労連
《争議団》
全信労、明治乳業争議団、たんぽぽ保育園分会、一橋マイスタッフ争議、西武新宿線丸山事件、変額保険被害者の会、全動労争議団、すばる交通争議、AIGスター生命争議団、NTT関連合同労組、ジャパンヴィステック争議
《他団体》
救援会都本部、谷口支える会、差別連、東京労連、東京大気裁判、慶応労組
《文京地域》
文京区労協、文京労連、郵産労小石川、東京土建文京支部
朝から休みをとって傍聴に駆けつけたみなさん、本当におつかれさまでした。
勝利に向かって、もう一回り大きなご支援をお願いします。
傍聴支援参加団体
《全印総連》
新日本印刷分会、技報堂労組、光陽印刷労組、東伸社労組、情報印刷関連合同支部、共同印刷労組、繊研新聞労組、アサガミプレスセンター労組、日新社労組、凸版印刷労組、みさと製本労組、印刷OB会、岩波書店労組、三晃印刷労組、大洋印刷分会、吉田印刷労組、東京書籍出版労組、童心社労組、平文社分会、あかつき印刷労組、日本機関紙印刷所労組、新協印刷労組、壮光舎労組、全日経印刷労組、ほるぷ労組、写真印刷労組、日刊自動車新聞労組、東京地連、本部
《出版労連》
協和出版販売労組、明治書院労組、東京出版合同労組、出版情報関連ユニオン、日本文化科学社労組、医学書院労組
《MIC》
新聞労連
《争議団》
全信労、明治乳業争議団、たんぽぽ保育園分会、一橋マイスタッフ争議、西武新宿線丸山事件、変額保険被害者の会、全動労争議団、すばる交通争議、AIGスター生命争議団、NTT関連合同労組、ジャパンヴィステック争議
《他団体》
救援会都本部、谷口支える会、差別連、東京労連、東京大気裁判、慶応労組
《文京地域》
文京区労協、文京労連、郵産労小石川、東京土建文京支部
